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礼拝

3月22日 主日礼拝

家庭での日曜礼拝について

各家庭での日曜礼拝のご協力ありがとうございます。各家庭で礼拝を持つ場合のアドバイスを記します。以下のような方法で礼拝を行ってください。皆さんの礼拝が祝されたものとなりますよう、お祈りしています。

賛美 新聖歌364 わが主イエスよ ひたすら

新聖歌が無い場合は、他の賛美歌でも構いません。いつくしみ深きや、おどろくばかりの等、歌える賛美歌を歌いましょう。

参考Youtube

お祈り

礼拝を始めるにあたり、神様の導きをお祈りしましょう。お祈りして頂きたい事柄は、

  • 1週間守られたことの感謝
  • 礼拝が持てる感謝
  • 神様がこの礼拝にご臨在くださるように
  • 他の家庭で持たれている兄姉の礼拝にも祝福があるように
  • 今日も聖書を通して御言葉が与えられるように
主の祈り

天にまします我らの父よ。

ねがわくは御名をあがめさせたまえ。御国を来たらせたまえ。御心の天になるごとく、地にもなさせたまえ。

我らの日用の糧を今日も与えたまえ。我らに罪をおかす者を我らが赦すごとく、我らの罪をも赦したまえ。我らを試みに合わせず、悪より救い出したまえ。

国と力と栄えとは限りなく汝のものなればなり。

アーメン。

(出典:新聖歌)

賛美 新聖歌266 罪 咎を赦され

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使徒信条

我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。

我はその独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。主は聖霊によりてやどり、処女マリヤより生れ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬られ、陰府にくだり、三日目に死人のうちよりよみがえり、天に昇り、全能の父なる神の右に座したまえり。かしこより来たりて生ける者と死にたる者とを審きたまわん。

我は聖霊を信ず。聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、身体のよみがえり、永遠の生命を信ず。

アーメン。

(出典:新聖歌)

聖書朗読 新約聖書 マルコの福音書12:28-37

28 律法学者の一人が来て、彼らが議論するのを聞いていたが、イエスが見事に答えられたのを見て、イエスに尋ねた。「すべての中で、どれが第一の戒めですか。」

29 イエスは答えられた。「第一の戒めはこれです。『聞け、イスラエルよ。主は私たちの神。主は唯一である。

30 あなたは心を尽くし、いのちを尽くし、知性を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。』

31 第二の戒めはこれです。『あなたの隣人を自分自身のように愛しなさい。』これらよりも重要な命令は、ほかにありません。」

32 律法学者はイエスに言った。「先生、そのとおりです。主は唯一であって、そのほかに主はいない、とあなたが言われたことは、まさにそのとおりです。

33 そして、心を尽くし、知恵を尽くし、力を尽くして主を愛すること、また、隣人を自分自身のように愛することは、どんな全焼のささげ物やいけにえよりもはるかにすぐれています。」

34 イエスは、彼が賢く答えたのを見て言われた。「あなたは神の国から遠くない。」それから後は、だれもイエスにあえて尋ねる者はいなかった。

35 イエスは宮で教えていたとき、こう言われた。「どうして律法学者たちは、キリストをダビデの子だと言うのですか。

36 ダビデ自身が、聖霊によって、こう言っています。
『主は、私の主に言われた。
「あなたは、わたしの右の座に着いていなさい。
わたしがあなたの敵を
あなたの足台とするまで。」』

37 ダビデ自身がキリストを主と呼んでいるのに、どうしてキリストがダビデの子なのでしょう。」
大勢の群衆が、イエスの言われることを喜んで聞いていた。

説教

こちらから説教をお読みください。

賛美 新聖歌394 成し給え汝が旨

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お祈り

礼拝を閉じるにあたり、お祈りしましょう。お祈りして頂きたい事柄は

  • 御言葉への応答
  • 礼拝を持てた感謝
  • 新しい1週間の導きと、神様の導きに従うことができるように
  • 他の兄姉の祝福のために
  • 病や困難の中にある方々へのいやしと平安のために
  • 次週の礼拝のために
頌栄 新聖歌60 天地こぞりて

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『主があなたを祝福し、あなたを守られますように。主が御顔をあなたに照らし、あなたを恵まれますように。主が御顔をあなたに向け、あなたに平安を与えられますように。』

民数記6:24-26

主イエス・キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わりが、あなたがたすべてとともにありますように。

IIコリント13:13

 

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祈祷会メッセージとお祈りの課題

回復させて下さるイエス様

このイエスの名が、その名を信じる信仰のゆえに、あなたがたが今見て知っているこの人を強くしました。イエスによって与えられる信仰が、この人を皆さんの前で、このとおり完全なからだにしたのです。
使徒3:16

使徒の働き3章を開きました。ペテロとヨハネが宮に入ろうとすると、足の不自由な人が運ばれてきました。ペテロが「金銀は私にはない。しかし、私にあるものをあげよう。ナザレのイエス・キリストの名によって立ち上がり、歩きなさい。(使徒3:6)」と言うと、彼の足が強くなり、立ち上がって、踊ったり、賛美したりしました。彼はペテロ、ヨハネと一緒に宮の中に入っていきました。この足が不自由だった人は、毎日宮の門に座っていましたので、宮にいた人たちはみんなこの人を知っていました。その彼が躍り上がって賛美しているのを見て驚きました。人々は初め、ペテロとヨハネが奇跡を行ったと思いました。しかしペテロは説明をします。イエス様の御名がこの人の足を強くしました。ペテロとヨハネの力ではないのです。

ペテロは続けて、イエス様について説明を始めます。この時はまだ、イエス様が十字架に架かられてから2~3ヶ月という頃だと思います。人々の認識ではイエス様は十字架に架けられた犯罪人でした。また多くの人が裁判の時に、イエス様を十字架に架けろと叫んでいた事でしょう。人々は神様が預言者を通して預言されていた救い主の到来を待ち望んでいましたが、まさかイエス様が救い主だとは思っていませんでした。なぜなら救い主が犯罪人として処刑されるとは思ってもいなかったからです。ペテロ自身も救い主が十字架に架かって死ぬとは夢にも思っていませんでした。しかしイエス様は度々そのことを語られていました。そして使徒2章で約束の聖霊を受けた時、改めて神様は預言者たちを通して、救い主は苦難を受けることを告げていたことを思いだしたのです。ペテロは人々に説明します。神様は預言者を通して、救い主の受難を予告されていたこと、そしてその言葉どおりに、イエス様は人々から十字架に架けられたこと、しかし今は復活して生きておられること、つまりイエス様は救い主であることを伝えました。そしてこの足の不自由な方の足を強くし、立たせて下さったのです。

このように神様は、イエス様を信じる人に回復を与えて下さいます。そして足を強くし、立たせてくださいます。イエス様を裏切ってしまったペテロさえも、神様は強くして立たせて下さいました。今、人々は自分たちが神様から送られた救い主を十字架に架けてしまったことを後悔しています。神様の前にとんでもない罪を犯して、もう立ち直れないかもしれないと思っているかもしれません。しかしペテロは言います。「悔い改めて神に立ち返りなさい。そうすれば、あなたがたの罪はぬぐい去られます。そうして、主の御前から回復の時が来て、…(使徒3:19-20)」悔い改めて神様に立ち返るならば、神様は回復を与えて下さいます。そして神様がアブラハムに語られた約束の子として、祝福を与えて下さいます。神様は足の不自由な人の足を強くすることができます。神様には立ち直れない人を立たせる力があります。私たちもイエス様に悔い改め、イエス様の力を信じたいと思います。

お祈りの課題

  • 昭島教会に集う方々、ご家族のために
  • 最近、初めて来られた方々、久しぶりに来られた方々のために
  • 新型肺炎で苦しんでいる方々のために
  • イースターのために
  • 川越教会のために
カテゴリー
礼拝

3月15日 主日礼拝

家庭での日曜礼拝について

各家庭での日曜礼拝のご協力ありがとうございます。各家庭で礼拝を持つ場合のアドバイスを記します。以下のような方法で礼拝を行ってください。皆さんの礼拝が祝されたものとなりますよう、お祈りしています。

賛美 新聖歌137 聖なる 聖なる

新聖歌が無い場合は、他の賛美歌でも構いません。いつくしみ深きや、おどろくばかりの等、歌える賛美歌を歌いましょう。

参考Youtube

お祈り

礼拝を始めるにあたり、神様の導きをお祈りしましょう。お祈りして頂きたい事柄は、

  • 1週間守られたことの感謝
  • 礼拝が持てる感謝
  • 神様がこの礼拝にご臨在くださるように
  • 他の家庭で持たれている兄姉の礼拝にも祝福があるように
  • 今日も聖書を通して御言葉が与えられるように
主の祈り

天にまします我らの父よ。

ねがわくは御名をあがめさせたまえ。御国を来たらせたまえ。御心の天になるごとく、地にもなさせたまえ。

我らの日用の糧を今日も与えたまえ。我らに罪をおかす者を我らが赦すごとく、我らの罪をも赦したまえ。我らを試みに合わせず、悪より救い出したまえ。

国と力と栄えとは限りなく汝のものなればなり。

アーメン。

(出典:新聖歌)

賛美 新聖歌337 愛する主よ

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使徒信条

我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。

我はその独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。主は聖霊によりてやどり、処女マリヤより生れ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬られ、陰府にくだり、三日目に死人のうちよりよみがえり、天に昇り、全能の父なる神の右に座したまえり。かしこより来たりて生ける者と死にたる者とを審きたまわん。

我は聖霊を信ず。聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、身体のよみがえり、永遠の生命を信ず。

アーメン。

(出典:新聖歌)

聖書朗読 新約聖書 マルコの福音書10:32-45

32 さて、一行はエルサレムに上る途上にあった。イエスは弟子たちの先に立って行かれた。弟子たちは驚き、ついて行く人たちは恐れを覚えた。すると、イエスは再び十二人をそばに呼んで、ご自分に起ころうとしていることを話し始められた。

33 「ご覧なさい。わたしたちはエルサレムに上って行きます。そして、人の子は、祭司長たちや律法学者たちに引き渡されます。彼らは人の子を死刑に定め、異邦人に引き渡します。

34 異邦人は人の子を嘲り、唾をかけ、むちで打ち、殺します。しかし、人の子は三日後によみがえります。」

35 ゼベダイの息子たち、ヤコブとヨハネが、イエスのところに来て言った。「先生。私たちが願うことをかなえていただきたいのです。」

36 イエスは彼らに言われた。「何をしてほしいのですか。」

37 彼らは言った。「あなたが栄光をお受けになるとき、一人があなたの右に、もう一人が左に座るようにしてください。」

38 しかし、イエスは彼らに言われた。「あなたがたは、自分が何を求めているのか分かっていません。わたしが飲む杯を飲み、わたしが受けるバプテスマを受けることができますか。」

39 彼らは「できます」と言った。そこで、イエスは言われた。「確かにあなたがたは、わたしが飲む杯を飲み、わたしが受けるバプテスマを受けることになります。

40 しかし、わたしの右と左に座ることは、わたしが許すことではありません。それは備えられた人たちに与えられるのです。」

41 ほかの十人はこれを聞いて、ヤコブとヨハネに腹を立て始めた。

42 そこで、イエスは彼らを呼び寄せて言われた。「あなたがたも知っているとおり、異邦人の支配者と認められている者たちは、人々に対して横柄にふるまい、偉い人たちは人々の上に権力をふるっています。

43 しかし、あなたがたの間では、そうであってはなりません。あなたがたの間で偉くなりたいと思う者は、皆に仕える者になりなさい。

44 あなたがたの間で先頭に立ちたいと思う者は、皆のしもべになりなさい。

45 人の子も、仕えられるためではなく仕えるために、また多くの人のための贖いの代価として、自分のいのちを与えるために来たのです。」

説教

こちらから説教をお読みください。

賛美 新聖歌38 わが目を開きて

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お祈り

礼拝を閉じるにあたり、お祈りしましょう。お祈りして頂きたい事柄は

  • 御言葉への応答
  • 礼拝を持てた感謝
  • 新しい1週間の導きと、神様の導きに従うことができるように
  • 他の兄姉の祝福のために
  • 病や困難の中にある方々へのいやしと平安のために
  • 次週の礼拝のために
頌栄 新聖歌

参考youtube

『主があなたを祝福し、あなたを守られますように。主が御顔をあなたに照らし、あなたを恵まれますように。主が御顔をあなたに向け、あなたに平安を与えられますように。』

民数記6:24-26

主イエス・キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わりが、あなたがたすべてとともにありますように。

IIコリント13:13

 

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祈祷会メッセージとお祈りの課題

悲しい事を良い事へ変えるお方

ですから、私をここに遣わしたのは、あなたがたではなく、神なのです。神は私を、ファラオには父とし、その全家には主人とし、またエジプト全土の統治者とされました。
創世記45:8

創世記は37章から主にヨセフの話を描いています。ヨセフはヤコブの11番目の息子です。ヤコブはヨセフを溺愛し、他の兄弟たちよりもたくさん良い物を与えました。神様はヨセフが若い頃から、ヨセフに夢を通して真理を教えられていました。ヨセフは夢で、他の兄弟たちや父ヤコブがヨセフに頭を下げるようになることを見ます。それを家族に話してしまいます。その結果、他の兄弟たちから強い妬みを買い、兄弟たちはエジプトの商人にヨセフを奴隷として売ってしまいます。

しかし神様はこの悲しい出来事をも用いて、良い事をなして下さるお方です。ヨセフはエジプトで奴隷として生活を始めますが、神様はヨセフをかえりみて下さいました。ヨセフは神様の力によって、いろいろな人々の夢を解き明かします。そしてついにはエジプトの王ファラオの夢も解き明かし、7年の大豊作と7年の大飢饉が来ることを知らせます。ファラオは夢の解き明かしの功績を称え、ヨセフをエジプトでファラオの次に権威ある者とします。ヨセフは7年の大豊作の内に可能な限りたくさんの食料を保管し、7年の大飢饉に備えました。

大豊作の期間が終わり、飢饉が訪れた時、カナンの父ヤコブたちも飢饉で困っていました。そして噂でエジプトには食料がたくさん保管されていると聞き、食料を買い求めるために息子たちをエジプトに遣わすのでした。こうしてヨセフと兄弟たちは再会します。ヨセフは初め、兄弟たちにつれない態度を示し、兄弟たちもヨセフの正体に気づきません。しかし45章ではこらえきれなくなり、ヨセフは自分の正体を明かします。

兄弟たちとやり取りをしている間、ヨセフはきっと様々なことを思い巡らしたと思います。自分が奴隷として売られた事、しかしそのエジプトで不思議なように権威ある立場となったこと、大豊作と大飢饉を事前に知る事ができた事、そして今、自分の家族を守る事ができるようになっていること等です。ヨセフはこれらの出来事をすべて関連付けて考え、それらが全部で一つの神様の導きであったことを悟ります。一つ一つの出来事がバラバラの出来事ではなく、すべてが神様の壮大な一つの計画の中にあったのです。神様の導きは時にそのような人間の想像をはるかに超えます。一つ一つの出来事の中にも神様の緻密なお働きを見て取る事ができますが、すべてを併せて考えると、より大きな神様の計画が見えてきます。

ヨセフはそれを知って神様に感謝する事ができました。そしてその時、兄弟たちに対する攻める気持ちも消えて、赦すことができ、兄弟たちとの再会を喜ぶ事ができました。私たちの周りでも様々な出来事が起こります。そして一喜一憂します。しかしそのままの感情でいきなり人と接するのではなく、一呼吸おいてすべては神様の御手の内にあることを信頼したいと思います。神様はヨセフのように悲しい出来事、辛い出来事をも、良い物へと変える事ができるお方です。今、新型コロナウイルスの拡大の影響で不安も大きい中にあります。これも神様の御手の内にあると思えなければ、ただ苦しくパニックになると思います。しかし神様は全てを治めておられます。主にあって耐え、すべてを神様が最善に導いて下さるようにお祈りしたいと思います。

お祈りの課題

  • 昭島教会に集う方々、ご家族のために
  • 最近、初めて来られた方々、久しぶりに来られた方々のために
  • 新型肺炎で苦しんでいる方々のために
  • 震災の被災者のために
  • 川越教会のために
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祈祷会メッセージとお祈りの課題

神様に信頼し直す

それで、ヤコブは自分の家族と、自分と一緒にいるすべての者に言った。「あなたがたの中にある異国の神々を取り除き、身をきよめ、衣を着替えなさい。私たちは立って、ベテルに上って行こう。私はそこに、苦難の日に私に答え、私が歩んだ道でともにいてくださった神に、祭壇を築こう。」
創世記35:2-3

創世記32章でヤコブは神様と格闘し、33章で兄エサウと和解します。その後ヤコブはシェケムで暮らしていました。34章ではとても悲惨な事件が起こります。ヤコブの娘ディナが地元の族長の息子シェケム(その土地と同じ名前)に辱められ、ヤコブの息子たちがその報復として、シェケムの部族の男たちを皆殺しにしてしまうのです。とても凄惨な事件です。このためヤコブとその家族はもはやこの地に住み続けることが難しくなりました。

35:1で神様はヤコブに語りかけます。「立って、ベテルに上り、そこに住みなさい。」ベテルはかつてヤコブが神様と出会った場所です。ヤコブは若い時に、兄エサウの調子の権利を奪い、父イサクからの祝福も奪い取って、家を飛び出しました。そして叔父の家へ向かう途中、ベテルで神様がヤコブに出会ったのです。神様は着の身着のままのヤコブに大いなる祝福を与えると約束されます。ヤコブは孤独を感じ、全てを失ったかのように感じていたかもしれませんが、神様が共にいて下さるということを初めて経験するのです。そしてそこに石の柱を立て、神様を賛美し、「ベテル(神の家)」という名前をつけました。神様はヤコブに、そのベテルへもう一度戻るように言うのです。神様はヤコブの信仰の原点に立ち返り、もう一度神様を信頼し直すようにと促して下さっているのです。

神様が多くを語らなくとも、ヤコブはその真意を理解しました。そして自分の家族に告げます。「あなたがたの中にある異国の神々を取り除き、身をきよめ、衣を着替えなさい。私たちは立って、ベテルに上って行こう。私はそこに、苦難の日に私に答え、私が歩んだ道でともにいてくださった神に、祭壇を築こう。」自分たちはいつのまにか神様から離れていたかもしれない。神様の前に罪を犯し、シェケムの人たちの前に罪を犯しました。ディナのことはとても許される行為ではありませんが、だからといって人殺しが許されることはありません。今、自分たちは身をきよめ、真の神様以外の全ての偶像を取り除き、苦難の日にヤコブに答え、共に歩んでくださった神様に立ち返ろうと言います。ヤコブの家族たちはみなこの言葉に答え、偶像を捨て、ベテルに帰るのです。ヤコブ達がベテルに着くと、聖書はヤコブの過去を振り返り、ペヌエルで神様がヤコブを祝福された言葉(35:10)とベテルでの神様とヤコブのやり取り(35:11-15)を繰り返して語っています。

私たちは神様が苦難の日に私たちに答え、私たちと共に歩んでくださるお方と信じています。しかし神様は目に見えないお方なので、普段の生活の中でぼんやりとしてしまう事があります。そうして悲しい事件が起こったりすると、もう神様は自分を見捨ててしまったかのように思います。しかしそんなことはありません。神様はいつも共にいて下さいます。なにか信仰がぼんやりしているのではないかと感じる時にこそ、神様は私たちに語りかけているのではないでしょうか。ベテルに帰ろう。神様に立ち返ろうと促して下さっているのではないでしょうか。そのような時にこそ、神様がどのようなお方であったかを思い出し、改めて身を引き締めて、神様に信頼して歩んでまいりたいと思います。

お祈りの課題

  • 昭島教会に集う方々、ご家族のために
  • 最近、初めて来られた方々、久しぶりに来られた方々のために
  • 新型肺炎で苦しんでいる方々のために
  • 宣教地のために
  • 守谷教会のために