金沢キリスト福音教会

2018/12/2 再臨への備え

再臨への備え(マタイの福音書25:14-19)
「 天の御国は、しもべたちを呼んで、自分の財産を預け、旅に出て行く人のようです。 彼は、おのおのその能力に応じて、ひとりには五タラント、ひとりには二タラント、もうひとりには一タラントを渡し、それから旅に出かけた。 五タラント預かった者は、すぐに行って、それで商売をして、さらに五タラントもうけた。」
マタイの福音書25章には天の御国に対する三つの例えが示されています。
 第一は花婿を迎えに出る十人の娘さんについてです。その花婿が来る時間については知らされていないのが習慣でした。
 それで出迎えに出る乙女たちはいつ来てもすぐに迎えられる準備が整っていなければなりません。賢い娘たちはいつ来ても良いようにランプに使う油の為に予備の油を用意しました。しかし、愚かな娘たちは予備の油を持っていませんでした。花婿は真夜中に到着したのです。慌てた娘たちは急いで用意を整えて迎えに出ましたが準備の無かった娘たちは間に合わず、婚宴の席に出ることが出来ませんでした。更に、
 第三の例えでは羊と山羊についての例えがありますがそこではキリストに対して示した善い行いの評価が問題にされました。
 第二のタラントの例えでは「良い忠実な僕よくやった」が評価の基準でした。五タラント儲けた人も、二タラント儲けた人も主人の祝福と喜びの評価は同じでした。しかし、一タラント預かった人は注意深く失わないように穴を掘り、
盗まれないように度々、監視の為に確認をしていました。彼は賢く管理した積りでしたが主人は怠惰な僕として怒り、「この役に立たない僕は外の暗闇に追い出せ。そこで歯ぎしりするのだ。」
私たちの教会には主からお預かりした一タラントが有ります。
これを忠実に生かした用いることを主ご自身から求められています。これは教会に与えられている課題です。