金沢キリスト福音教会

2019/5/26 涙の予言者エレミヤ

「涙の預言者エレミヤ」 (エレミヤ書1:4-14)
次のような主のことばが私にあった。
「わたしは、あなたを胎内に形造る前から、あなたを知り、あなたが腹から出る前から、あなたを聖別し、あなたを国々への預言者と定めていた。」そこで、私は言った。「ああ、神、主よ。ご覧のとおり、私はまだ若くて、どう語っていいかわかりません。」、主は私に仰せられた。「まだ若い、と言うな。わたしがあなたを遣わすどんな所へでも行き、わたしがあなたに命じるすべての事を語れ。 彼らの顔を恐れるな。わたしはあなたとともにいて、あなたを救い出すからだ.。 」
 預言者エレミヤは20歳以前から召命を受け、約40年間預言した。
エレミヤは北イスラエル王朝が滅亡し、南ユダ王国がバビロンに捕囚となるまで活動し、ゼパニヤ、ハバクク、エゼキエルも同時代の預言者。
エレミヤが最初に見た二つの幻
◎ アーモンドの枝=確実に春一番に咲く花、預言の確かさを示す。
主は私に仰せられた。「よく見たものだ。わたしのことばを実現しようと、わたしは見張っている」
◎ 煮え立っているかま(或いは鍋) 、 すると主は私に仰せられた。
 「わざわいが、北からこの地の全住民の上に、降りかかる。
  北からの災い、それはバビロンによるユダ王国の滅亡の予言        
そのとき、主は御手を伸ばして、私の口に触れ、主は私に仰せられた。「今、わたしのことばをあなたの口に授けた。 見よ。わたしは、きょう、あなたを諸国の民と王国の上に任命し、あるいは引き抜き、あるいは引き倒し、あるいは滅ぼし、あるいはこわし、あるいは建て、また植えさせる。」(エレミヤ1:10)