金沢キリスト福音教会

2019/6/23 ネヘミヤの祈り

「ネヘミヤの祈り」 (ネヘミヤ記1:1-11)
「・・そのうえ、エルサレムの城壁はくずされ、その門は火で焼き払われたままです。」 私はこのことばを聞いたとき、すわって泣き、数日の間、喪に服し、断食して天の神の前に祈って、 言った。「ああ、天の神、主。大いなる、恐るべき神。主を愛し、主の命令を守る者に対しては、契約を守り、いつくしみを賜る方。 どうぞ、あなたの耳を傾け、あなたの目を開いて、このしもべの祈りを聞いてください。
 クロス王の命令によってエルサレム神殿は建て直されましたが、城壁は破壊されたままでしたから、帰国したユダヤ人たちは近隣諸国の民によって恥ずかしめを受けたり、苦難の生活を強いられていました。そこで、ネヘミヤは城壁再建の為に祈りました。祈り始めて4か月の後に、王の許可を得てネヘミヤはエルサレムに帰還し、城壁の建設に着手しました。工事は帰還したユダヤ人が自発的に受け持ちを決めて修復したので急速に進んで行った。主の働きは心を一つにした民の献身的な奉仕が祝福を受けて完成されたことで大きな喜びとなりました。又、ネヘミヤ記には工事に進んで励んだ人々や経済的な試練と具体的な対策、異教徒との婚姻に対する聖別の問題解決。安息日の商売等背信行為に対しても律法に従って厳しく戒められました。 (ネヘミヤ13章)
「 私はすべての異教的なものから彼らをきよめ、祭司とレビ人のそれぞれの務めの規程を定め、・・・初物についての捧げものの規程も定めた。私の神。どうか私を覚えて、いつくしんでください。」(ネヘミヤ書13:30,31)
 ★ ネヘミヤは神に真実な礼拝を捧げる国の建設を目指しました。