金沢キリスト福音教会

2019/7/7 預言者ハガイの激励

「預言者ハガイの激励」 (ハガイ書1:1-9)
 エルサレム神殿の再建はバビロンによる破壊の後、70年後にエレミヤの予言により、ペルシャ人の王クロスによって命令が発布されて、捕囚から解放されたユダヤ人達によって基礎が据えられました。しかし、サマリヤ人の妨害により、14年間中断したまま放置されました。
いつしか、神の為の働きや神殿再建を忘れ、自分の為だけに生きる生活に変えてしまった。
Ⅰ) 万軍の主はこう仰せられる。あなたがたの現状をよく考えよ。
山に登り、木を運んで来て、宮を建てよ。そうすれば、わたしはそれを喜び、わたしの栄光を現そう。主は仰せられる。 あなたがたは多くを期待したが、見よ、わずかであった。あなたがたが家に持ち帰ったとき、わたしはそれを吹き飛ばした。それはなぜか。─万軍の主の御告げ─それは、廃墟となったわたしの宮のためだ。あなたがたがみな、自分の家のために走り回っていたからだ。・・・ゼルバベルと、大祭司ヨシュアと、民のすべての残りの者とは、彼らの神、主の御声と、また、彼らの神、主が遣わされた預言者ハガイのことばとに聞き従った。民は主の前で恐れた。・・主の使いハガイは、主から使命を受けて、民にこう言った。「わたしは、あなたがたとともにいる。・・ユダの総督ゼルバベルの心と、大祭司ヨシュアの心と、民のすべての残りの者の心とを奮い立たせたので、彼らは彼らの神、万軍の主の宮に行って、仕事に取りかかった。
Ⅱ)主の神殿の礎が据えられた日から後ことをよく考えよ。今日から後、わたしは祝福しよう。(ハガイ2:18,19)
 その後4年間で工事は完成したのです。(エズラ記6:13-15)