金沢キリスト福音教会

2021/2/28 イエスが愛された弟子

 イエスが愛された弟子(ヨハネ福音書21:20-25)
 ペテロは振り向いて、イエスが愛された弟子があとについて来るのを見た。この弟子はあの晩餐のとき、イエスの右側にいて、「主よ。あなたを裏切る者はだれですか」と言った者である。
◎ 「イエスが愛された弟子」とは誰でしょう。12使徒として選ばれたヤコブの兄弟、ヨハネです。彼はヨハネの福音書を書いたのですがその書の中で自身の実名を一度も書いていません。彼の存在は「唯一、キリストに愛された者」で充分と考えたのでしょう。
◎ このヨハネとヤコブはイエス様によってボアネルゲ(雷の子)と呼ばれました。何故でしょう。それはこの二人の弟子が性急で愛の無い暴言についての記述に関係が有るかも知れません。
参考箇所 (マルコの福音書9:33-50,ルカ9:51-55)
◎ イエス様の愛の深さを知った弟子はその後、自分の名前を語ら ない、謙遜な人になりました。
 私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛し、私たちの罪 のために、なだめの供え物としての御子を遣わされました。ここに愛があるのです。 愛する者たち。神がこれほどまでに私たちを愛してくださったのなら、私たちもまた互いに愛し合うべきです。」 (Ⅰヨハネ4:1-11)        
◎ 十字架上のイエス様が母マリヤの世話をヨハネに任された。
 イエスは、母のそばに立っている愛する弟子を見て、母に「女の方、ご覧なさい。あなたの息子です」と言われた。 それからその弟子に「ご覧なさい。あなたの母です」と言われた。その時から、この弟子は彼女を自分のところに引き取った。 (ヨハネ19:25-27)