1月6日の顕現日はキリスト教の祝日の一つです。顕現日は、東方の博士たちがクリスマスに誕生された救い主キリストを礼拝に来たことに由来し、人となられた神様が自ら御自分を全世界の人々の前に顕(あきら)かに現された日です。
キリスト教会が1月6日の顕現日を祝日と定めている理由は、かつてこの1月6日がギリシャ正教会やロシヤ正教会などの東方教会のクリスマスであった歴史的な事実によります。一方ローマ・カトリックを中心とした西方教会のクリスマスは私たちが祝っている12月25日です。それで西方教会と東方教会は古い昔、クリスマスの日を統一しようと協議したのですが、神学的理解が異なるために統一できず、結局12月25日から1月6日までの間をクリスマスとして祝うことになったことによります。
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