「このみおしえの書をあなたの口から離さず、昼も夜もそれを口ずさめ。」

ヨシュア記 1:8

羽生九段が全盛を極める前に名人であったのは谷川浩司九段(十七世名人)という人でした。「光速流」と呼ばれる素早い寄せを武器に、21歳2ヶ月という若さで、当時の加藤一二三(ひふみん)名人を倒した人です。この最年少記録は、藤井名人に破られるまで40年間続きました。ひふみん、谷川十七世名人、羽生九段、藤井聡太名人は、いずれも中学生でプロ棋士になった人物としても知られていますね。彼らはいわゆる大天才です。しかし、この天才、谷川浩司九段は次のような言葉を残しています。「勝負の世界に偶然はありません。一夜漬けは通用しない。毎日毎日の積み重ねがすべてなんです」毎日の努力の積み重ねの大切さ。これは私たちにも当てはまることです。「昼も夜も御言葉を口ずさめ。そのうちに記されていることすべてを守り行うために。そのとき、あなたは栄えるからである」と主は語られました。私たちも毎日の積み重ねを大切にしていきましょう。