「神を愛すると言いながら兄弟を憎んでいるなら、その人は偽り者です。目に見える兄弟を愛していない者に、目に見えない神を愛することはできません。」

ヨハネの手紙 第一 4章20節

ピーター・スキャゼロという牧師は「情緒的な健全性」と「霊的な健全性」とを分けて考えるべきではないと伝えています。その際に、そのような間違った見解をもつ理由の一つとして挙げているのが「神への愛の度合いを、人への愛の度合いで測るのを辞めてしまった」ということです。例えば「神を愛する」ということは、霊的に健全な人の特徴です。しかし、もし「神を愛している」と口で言っている人が、情緒的に不安定で、いつも怒ったり嘆いたりしていて、目に見える兄弟姉妹を愛せていなかったとしたら、どうでしょうか。上にあげた御言葉に照らして考えるなら、そのような人は「本当の意味では神を愛せていない」ということになるのです。霊的に健全な状態であるかどうかは、目に見える兄弟姉妹を愛せているかどうか=情緒的に健全な状態であるかどうかによって測られます。だから、両者を切り離して考えるべきではないのです。