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祈祷会メッセージとお祈りの課題

少しも妨げられず 4月22日祈祷会

各ご家庭での祈祷会に感謝します。どうぞ教会のこと、皆様のこと等覚えてお祈り下さい。皆様の祈祷会が祝されますようにお祈りしております。

賛美 新聖歌20 主の真実はきしきかな

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動画をアップロードして下さっている方に感謝です。

お祈り

  • 週の前半の歩みが守られたことの感謝。
  • 祈祷会を持てる感謝と、お祈りを導いて頂けますように。
  • 同じように家庭で祈祷会を守っておられる皆様のために。

賛美 新聖歌248 人生の海の嵐に

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聖書

パウロは、まる二年間、自費で借りた家に住み、訪ねて来る人たちをみな迎えて、少しもはばかることなく、また妨げられることもなく、神の国を宣べ伝え、主イエス・キリストのことを教えた。
使徒28:30-31

メッセージ

 

使徒の働きも最後の章になりました。パウロはエルサレムで逮捕され、ローマに送られることになりました。ローマへの旅の途中、船が嵐に見舞われ難破しますが、神様の助けがあり無事にローマに到着する事ができました。大幅な旅の遅れがありましたが、パウロは道中、いろいろな町の人々との出会いがあり、多くの証をしました。そしてローマの町で軟禁生活を送りますが、ある程度の自由が許され、訪ねてくる人々にイエス様のことを証しする事ができました。

28:15には旅の途中、ローマの人々がパウロを迎えに来るという事がありました。「パウロは彼らに会って、神に感謝し、勇気づけられた。」と書かれています。同じ神様を信じる者同士の出会いはとてもうれしいものです。ましてパウロはこの時、いのちの危機にさらされ、なんとかこの地にやってきたところでした。パウロはこの信仰の兄弟たちにとても勇気づけられました。私も初めてアメリカに留学した時には、言葉も文化も違う中で、とても孤独を感じました。しかし同じ信仰を持つ学校の仲間に出会い、とても励まされました。聖書は同じ神様からの救いを受けた者同士を、キリストのからだにあって一つにして下さると書いています。まさにその言葉どおり、神様は同じ神様を信じる者同士の出会いを祝福して下さっています。これは本当に素晴らしい奥義です。

パウロはローマにいる間、軟禁状態ではありましたが、多くの人にイエス様の救いを伝える事ができました。28:31には「少しもはばかることなく、また妨げられることもなく、」と書いています。神様の導きにある限り、どんなに大きいと思われる力も神様の計画を妨げることは出来ません。この時のローマ帝国の支配は絶大なものでした。パウロも簡単には家の外に出ることは出来ませんでした。しかしパウロが家に縛られていても、神様の御言葉は自由に家を出入りしました。人々がパウロを訪ねることによって、パウロはその人々にイエス様のことを伝える事ができました。ローマの支配力は神様の計画の妨げにはならないのです。

私たちも今、新型コロナウイルスの影響で、家の外に出ることが難しくなっています。(政府の力によってではなく、あくまで私たちと周りの方々の健康に配慮して、自ら、自分の行動に制限を課しています。周りの人のせいではありません。)しかし私たちが家の外に出るのが難しいからといって、神様の計画にはなんの妨げにはならないのだという事を覚えたいと思います。神様はパウロが家から出れなくても、パウロを通して多くの人にイエス様のことを伝えるという計画をスムーズに行われました。ですから、新型コロナウイルスの影響があったとしても、神様が私たちに対して持っておられる計画は妨げられることはありません。私たちはその場その場に置いて、神様の導きを仰ぎ、神様の愛を受け取りたいと思います。現に、こうして印刷物や、インターネットを通してみなさんで一緒に聖書の御言葉を開けています。これは神様の恵み以外の何物でもありません。神様の深いご計画を信じ、今この時に何をなして下さるのか、期待したいと思います。神様は私たちを愛しておられるので、私たちを救い、キリストのからだとして一つとしてくださるために、大きな御業を現わして下さいます。

 

お祈りの課題

  • 昭島教会に集う方々、ご家族のために
  • 最近、初めて来られた方々、久しぶりに来られた方々のために
  • 新型肺炎で苦しんでいる方々のために。また困難の中、神様にあって助け合う事ができるように。
  • オンライン開催となったFMYC(教団青年キャンプ)のため。
  • 中々実施が難しい各教会の子ども伝道、中高生、青年伝道のため。
  • 青梅教会のために

賛美 新聖歌301 わが行く道 いついかに

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主の祈り

天にまします我らの父よ。

ねがわくは御名をあがめさせたまえ。御国を来たらせたまえ。御心の天になるごとく、地にもなさせたまえ。

我らの日用の糧を今日も与えたまえ。我らに罪をおかす者を我らが赦すごとく、我らの罪をも赦したまえ。我らを試みに合わせず、悪より救い出したまえ。

国と力と栄えとは限りなく汝のものなればなり。

アーメン。

(出典:新聖歌)

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祈祷会メッセージとお祈りの課題

配慮ある神様 4月15日祈祷会

各ご家庭での祈祷会に感謝します。どうぞ教会のこと、皆様のこと等覚えてお祈り下さい。皆様の祈祷会が祝されますようにお祈りしております。

賛美 新聖歌200 心に悶えあらば

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お祈り

  • 週の前半の歩みが守られたことの感謝。
  • 祈祷会を持てる感謝と、お祈りを導いて頂けますように。
  • 同じように家庭で祈祷会を守っておられる皆様のために。

賛美 新聖歌222 罪の深みに

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聖書

その夜、主がパウロのそばに立って、「勇気を出しなさい。あなたは、エルサレムでわたしのことを証ししたように、ローマでも証しをしなければならない」と言われた。
使徒23:11

メッセージ
パウロは第三次宣教旅行を終え、エルサレムの町に行きました。パウロが宮にいるのを見たユダヤ人たちは暴動をおこしました。パウロは、それを鎮圧に来たローマの千人隊長に捕らえられました。パウロがローマの市民権を持っていることが分かると千人隊長は何が起きたのか知ろうと、慎重に取り調べを行います。問題はユダヤ人の律法に関することでした。そのような中、あるユダヤ人たちはパウロを殺そうと呪いをかけて誓いました。その知らせがパウロの甥の耳に入り、パウロの甥は千人隊長に報告します。千人隊長はパウロをこの地域一帯を管理している総督のところに護送し、判断を仰ぐことにしました。こうしてパウロはローマの国から見れば、貧しい辺境の一市民に過ぎなかったのですが、だんだんとローマの政治の中枢へと近づき、広く多くの人にイエス様のことを宣べ伝えることになっていきました。

パウロがローマの町に行って、イエス様のことを宣べ伝えるのは、神様の計画でした。神様の計画と聞くと私たちは、とても良い事が続いて、スムーズに事が進み、計画が成就すると思うかもしれません。しかしパウロのこの状況はどうでしょうか。このパウロの状況は、とても良くない事が続き、しかしとてもスムーズに事が運んで、計画が成就しています。神様の計画は、人間が妨害しない限り、確かにスムーズに進むでしょう。しかし良い事がスムーズに進むかどうかは別の話です。神様の計画のうちでは、良くない事がスムーズに進むこともあります。しかしそのような時、私たちはとても不安に感じるので、神様はパウロに夜、話かけて下さったように、私たちに平安を与えて下さいます。神様が計画を進める時は、良いことが起ころうと、良くないことが起ころうと、スムーズに事が進みます。そして神様は計画の信仰の中にあって、私たちをケアし、平安を与えて下さるのです。なぜなら神様の計画は、私たちすべての人を愛しているが故の計画だからです。神様の計画には必ず神様の私たちへの配慮があります。良い事が続くか、困難が続くか、どちらにしても、神様の配慮が必ずあるのです。「神は真実な方です。あなたがたを耐えられない試練にあわせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えていてくださいます。(Iコリント10:13)」とある通りです。

私たちは周りの状況を見て、神様の導き、計画がどこにあるのか懸命に探り求めます。その時、神様がどのようなお方であるのか考えつつ、状況を探りたいと思います。神様は真実なお方です。配慮に溢れるお方です。ですから私たちが困難に直面した時、私たちのことを心配して下さっているはずです。その困難は神様の計画にどうしても必要だったのかもしれません。しかし何の配慮も無しに神様は私たちが困難に直面することを良しとはしません。ですから私たちは神様がどのようなお方であったかを思い出し、祈りの内に神様に語りかけたいと思います。自分の気持ち、苦しみを神様に申し上げたいと思います。神様は私たちの祈りを聞いて下さり、平安を与えて下さるはずです。そして困難を乗り越える力を与えて下さるはずです。神様からの平安を頂いて、神様の愛によって行動していきたいと思います。
お祈りの課題

  • 昭島教会に集う方々、ご家族のために
  • 最近、初めて来られた方々、久しぶりに来られた方々のために
  • 新型肺炎で苦しんでいる方々のために
  • 今後の日本社会のために。困難の中、神様にあって助け合う事ができるように。
  • 八王子教会のために

賛美 新聖歌315 主の御手に頼る日は

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主の祈り

天にまします我らの父よ。

ねがわくは御名をあがめさせたまえ。御国を来たらせたまえ。御心の天になるごとく、地にもなさせたまえ。

我らの日用の糧を今日も与えたまえ。我らに罪をおかす者を我らが赦すごとく、我らの罪をも赦したまえ。我らを試みに合わせず、悪より救い出したまえ。

国と力と栄えとは限りなく汝のものなればなり。

アーメン。

(出典:新聖歌)

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祈祷会メッセージとお祈りの課題

主のみこころを信じて 4月8日祈祷会

各ご家庭での祈祷会に感謝します。どうぞ教会のこと、皆様のこと等覚えてお祈り下さい。皆様の祈祷会が祝されますようにお祈りしております。

賛美 新聖歌196 祈れ物事

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お祈り

  • 週の前半の歩みが守られたことの感謝。
  • 祈祷会を持てる感謝と、お祈りを導いて頂けますように。
  • 同じように家庭で祈祷会を守っておられる皆様のために。

賛美 新聖歌206 飼い主わが主よ

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聖書

「神のみこころなら、またあなたがたのところに戻って来ます」と言って別れを告げ、エペソから船出した。
使徒18:21

メッセージ

使徒の働き18章は、パウロの第二次宣教旅行と、第三次宣教旅行の転換点になっています。18:22でパウロは自分たちを宣教旅行に派遣してくれたアンティオキア教会に戻ってきます。詳しくは書かれていませんが、おそらく二回目の宣教旅行の報告をアンティオキア教会で行ったと思われます。そしてしばらく滞在した後、18:23で再び宣教旅行に出発しました。

パウロの宣教旅行は、二回目の宣教旅行の後半から妨害が激しくなっていきます。妨害が激しくなると、一つのところに留まることが難しくなります。またパウロを含めて、多くのイエス様を信じた人も迫害を受けることになります。このような厳しい事態はパウロの心を苦しめました。キリストの福音は全ての人が必要としています。多くの人がキリストの福音を待っています。そのためにパウロは働きたいと願っています。ところが迫害や困難が起こると、実際に苦しむ人々を見ることになります。もしかしたら自分が苦しむ方がまだいいかもしれません。しかし自分ではない誰かが、自分の働きを手伝ってくれる人が苦しむ姿を見ると、とても辛くなります。そして本当にこの働きを続けていいものかと悩みます。

パウロのそのような心境を神様はご存知で、折々にパウロを励まします。18:9-10でも神様はパウロを励ましてくださいました。「恐れないで、語り続けなさい。…この町には、わたしの民がたくさんいるのだから。」神様の救いを必要としている人はたくさんいます。そして迫害の中であっても、神様はパウロをその人々のところへ導いて下さいます。そのような神様の励ましと、事実、福音が伝えられたことによって喜んで神さまの救いを受け取る人々を見て、パウロは神様の御心に従って歩んで行けば間違いないのだと確信していくようになったと思います。そしてエペソの町に来た時も、エペソの町に人々にこのように伝えました「。神のみこころなら、またあなたがたのところに戻って来ます。」パウロはエペソの町に長くとどまる事ができませんでした。しかしパウロが留まることが難しくとも、神様はエペソの人々を御心によって養って下さるとパウロは確信していました。事実、この後、アポロがエペソの町にやってきて、エペソの人々の信仰を養って下さいました。そしてしばらくして後、パウロは再びエペソを訪れ、福音を伝える事ができたのです。神様の御心、計画に間違いはありませんでした。

私たちも、自分たちの生活が神様の御心、計画を信じたいと思います。今の自分たちの生活がしっかりと神様の御手の内にあるのだということ、そして神様はちゃんと私たちを養って下さるという事を信じたいと思います。自分の思うようにいかない事があったとしても、神様のみこころがちゃんとあるという事を信じましょう。そしてすべてのことを神様にゆだねて、常に「主のみこころであれば、私たちは生きて、このこと、あるいは、あのことをしよう(ヤコブ4:15)」と告白できるようになりたいと思います。

お祈りの課題

  • 昭島教会に集う方々、ご家族のために
  • 最近、初めて来られた方々、久しぶりに来られた方々のために
  • 新型肺炎で苦しんでいる方々のために
  • イースターのために
  • 桜ヶ丘教会のために

賛美 新聖歌275 信仰こそ

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主の祈り

天にまします我らの父よ。

ねがわくは御名をあがめさせたまえ。御国を来たらせたまえ。御心の天になるごとく、地にもなさせたまえ。

我らの日用の糧を今日も与えたまえ。我らに罪をおかす者を我らが赦すごとく、我らの罪をも赦したまえ。我らを試みに合わせず、悪より救い出したまえ。

国と力と栄えとは限りなく汝のものなればなり。

アーメン。

(出典:新聖歌)

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祈祷会メッセージとお祈りの課題

神の恵みと人の応答 4月1日祈祷会

各ご家庭での祈祷会に感謝します。どうぞ教会のこと、皆様のこと等覚えてお祈り下さい。皆様の祈祷会が祝されますようにお祈りしております。

賛美 新聖歌197 祈りの園生を

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お祈り

  • 週の前半の歩みが守られたことの感謝。
  • 祈祷会を持てる感謝と、お祈りを導いて頂けますように。
  • 同じように家庭で祈祷会を守っておられる皆様のために。

賛美 新聖歌222 罪の深みに

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聖書

異邦人たちはこれを聞いて喜び、主のことばを賛美した。そして、永遠のいのちにあずかるように定められていた人たちはみな、信仰に入った。
使徒13:48

メッセージ

使徒の働きは13章からパウロの宣教活動に焦点をあてます。13~14章がパウロの第一次宣教旅行、15章でエルサレム会議を挟み、15:36~18:22が第二次宣教旅行、18:23~20:38、もしくは21:16が第三次宣教旅行となります。今日開いた13:48はパウロの宣教旅行が始まって、2つ目の居留地、ピシディアのアンティオキアでの出来事です。パウロたちはユダヤ人たちの会堂に入っていき、イエス様が救い主であることを証ししました。パウロたちは宣教旅行の時、まずはユダヤ人たちにイエス様のことを宣べ伝えました。それはユダヤ人たちは旧約聖書に記されている約束の民であり、聖書をよく読み、救い主の到来を待ち望んでいたからです。パウロもまずはユダヤ人たちにこの福音が届けられるべきだと考えていたようです。しかしあるユダヤ人たちはイエス様を信じましたが、あるユダヤ人たちはパウロたちを非難しました。そこでパウロたちは次にユダヤ人以外の異邦人たちにイエス様の福音を宣べ伝えました。異邦人たちもある人はイエス様を信じ、ある人はイエス様を信じませんでした。

イエス様の福音は、良い知らせ、うれしいニュースのはずですが、受け入れる人と受け入れない人がいます。なぜでしょうか。使徒13:48は「異邦人たちはこれを聞いて喜び、主のことばを賛美した。そして、永遠のいのちにあずかるように定められていた人たちはみな、信仰に入った。」と記しています。この言葉の意味を、神様は永遠の昔からある人は永遠のいのちを受ける事ができる人、ある人は受ける事ができない人と捉えることもできます(エペソ1:4-5参照)。しかしこの御言葉の意味を考える時、IIペテロ3:9の「(主は)だれも滅びることがなく、すべての人が悔い改めに進むことを望んでおられる」という御言葉も併せて考えなければなりません。神様は全ての人が救われることを望んでおられます。そしてイエス様の十字架によって救いの道を備えて下さいました。イエス様の救いを信じ受け入れる人であればだれでも救われます。しかし信じ受け入れない人々を強制的に救うことはなさいません。そのような意味で、神様は救いを与える人を選んでおられます。ですから神様は救いの道を全ての人に対して開いておられますが、最終的にその道を進むか進まないかは一人ひとりの判断にゆだねられています。進みたくない人は使徒13:46に書かれている通り、「それを拒んで、自分自身を永遠のいのちにふさわしくない者にして」いるのです。

神様の救いには神様からの恵みによる救いの備えと、それを受け入れるか受け入れないかの人の信仰の応答の2つの面があります。エペソ2:8でパウロは「この恵みのゆえに、あなたがたは信仰によって救われたのです。それはあなたがたから出たことではなく、神の賜物です。」と言っています。神様は救いを強制なさいません。また私が信じたから神は私を救わなければならないということでもありません。私たちは神様から述べられた救いの手を、心して受け入れるか、受け入れないかを決めなければなりません。そして多くの人が感謝して受け取るようにと願います。パウロもそのような気持で主の福音を宣べ伝えていた事でしょう。

お祈りの課題

  • 昭島教会に集う方々、ご家族のために
  • 最近、初めて来られた方々、久しぶりに来られた方々のために
  • 新型肺炎で苦しんでいる方々のために
  • イースターのために
  • 小金井教会のために

賛美 新聖歌302 恵みある主

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主の祈り

天にまします我らの父よ。

ねがわくは御名をあがめさせたまえ。御国を来たらせたまえ。御心の天になるごとく、地にもなさせたまえ。

我らの日用の糧を今日も与えたまえ。我らに罪をおかす者を我らが赦すごとく、我らの罪をも赦したまえ。我らを試みに合わせず、悪より救い出したまえ。

国と力と栄えとは限りなく汝のものなればなり。

アーメン。

(出典:新聖歌)

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祈祷会メッセージとお祈りの課題

回復させて下さるイエス様

このイエスの名が、その名を信じる信仰のゆえに、あなたがたが今見て知っているこの人を強くしました。イエスによって与えられる信仰が、この人を皆さんの前で、このとおり完全なからだにしたのです。
使徒3:16

使徒の働き3章を開きました。ペテロとヨハネが宮に入ろうとすると、足の不自由な人が運ばれてきました。ペテロが「金銀は私にはない。しかし、私にあるものをあげよう。ナザレのイエス・キリストの名によって立ち上がり、歩きなさい。(使徒3:6)」と言うと、彼の足が強くなり、立ち上がって、踊ったり、賛美したりしました。彼はペテロ、ヨハネと一緒に宮の中に入っていきました。この足が不自由だった人は、毎日宮の門に座っていましたので、宮にいた人たちはみんなこの人を知っていました。その彼が躍り上がって賛美しているのを見て驚きました。人々は初め、ペテロとヨハネが奇跡を行ったと思いました。しかしペテロは説明をします。イエス様の御名がこの人の足を強くしました。ペテロとヨハネの力ではないのです。

ペテロは続けて、イエス様について説明を始めます。この時はまだ、イエス様が十字架に架かられてから2~3ヶ月という頃だと思います。人々の認識ではイエス様は十字架に架けられた犯罪人でした。また多くの人が裁判の時に、イエス様を十字架に架けろと叫んでいた事でしょう。人々は神様が預言者を通して預言されていた救い主の到来を待ち望んでいましたが、まさかイエス様が救い主だとは思っていませんでした。なぜなら救い主が犯罪人として処刑されるとは思ってもいなかったからです。ペテロ自身も救い主が十字架に架かって死ぬとは夢にも思っていませんでした。しかしイエス様は度々そのことを語られていました。そして使徒2章で約束の聖霊を受けた時、改めて神様は預言者たちを通して、救い主は苦難を受けることを告げていたことを思いだしたのです。ペテロは人々に説明します。神様は預言者を通して、救い主の受難を予告されていたこと、そしてその言葉どおりに、イエス様は人々から十字架に架けられたこと、しかし今は復活して生きておられること、つまりイエス様は救い主であることを伝えました。そしてこの足の不自由な方の足を強くし、立たせて下さったのです。

このように神様は、イエス様を信じる人に回復を与えて下さいます。そして足を強くし、立たせてくださいます。イエス様を裏切ってしまったペテロさえも、神様は強くして立たせて下さいました。今、人々は自分たちが神様から送られた救い主を十字架に架けてしまったことを後悔しています。神様の前にとんでもない罪を犯して、もう立ち直れないかもしれないと思っているかもしれません。しかしペテロは言います。「悔い改めて神に立ち返りなさい。そうすれば、あなたがたの罪はぬぐい去られます。そうして、主の御前から回復の時が来て、…(使徒3:19-20)」悔い改めて神様に立ち返るならば、神様は回復を与えて下さいます。そして神様がアブラハムに語られた約束の子として、祝福を与えて下さいます。神様は足の不自由な人の足を強くすることができます。神様には立ち直れない人を立たせる力があります。私たちもイエス様に悔い改め、イエス様の力を信じたいと思います。

お祈りの課題

  • 昭島教会に集う方々、ご家族のために
  • 最近、初めて来られた方々、久しぶりに来られた方々のために
  • 新型肺炎で苦しんでいる方々のために
  • イースターのために
  • 川越教会のために