「もしも親族、特に自分の家族の世話をしない人がいるなら、その人は信仰を否定しているのであって、不信者よりも劣っているのです。」
テモテへの手紙 第一 5:8
現代人からすると「劣っている」と言う表現はキツく聞こえるかもしれません。そもそも人と比較することに抵抗を感じるからです。パウロがここで言いたかったのは、「神様を信じない人でも家族や親族を大切にしていますよ。信仰を持つ私たちは、なおさら、家族を大切にすべきではないですか?」ということでしょう。続けて、それを拒むなら「その人は信仰を否定している」とも言われています。これも大変厳しい表現ですね。自分の信仰を否定されて気持ちのいい人はいません。なぜ、パウロはこのように厳しく語ったのでしょうか。家族に見捨てられ、苦しむ側の人々のことを考えたのかもしれません。あるいは、彼女らを経済的に支える側の人々のことを配慮したのかもしれません。いずれにしても、単に相手を攻撃して傷つける意図ではないことは明らかです。厳しい指導であっても、その背後には愛と配慮があることを覚えましょう。
