「勤勉さは人間の貴重な財産である。」

箴言 12章27節

「勤勉さ」と訳されている言葉(ハールーツ)の語源は、「決定する」とか「分ける」という意味の言葉(ハーラーツ)です。もともとは「切る」とか「彫る」という意味であったのが、「決定する」「断定する」という意味になり、それが「金属を精錬する」「研ぐ」というようなイメージを持つようになり、色々あって「勤勉」という言葉にたどり着いたのだとか。もしかすると、金属をシュッシュと丹念に研ぎ続け、無駄をそぎ落とし、その鋭さをもって決断よく決定していくイメージが「勤勉」という言葉の背景にあるのかもしれません。言い換えれば、だらだらと決断を先延ばしにし、努力を怠っているためにナマクラのように切れ味がなく、何をするにも中途半端な状態は「アンチ勤勉」ということです。「勤勉」という言葉は、旧約聖書において計5回使用されていますが、いずれも箴言の中に見られます。(10:4、12:24、12:27、13:4、21:5)ぜひ聖書を開いて「人間の貴重な財産」を手にするコツを調べて見て下さい。