「神の、目に見えない性質、すなわち神の永遠の力と神性は、世界が創造されたときから被造物を通して知られ、はっきりと認められるので、彼らに弁解の余地はありません。」

ローマ人への手紙 1章20節

「驚きは知識への欲求である。“Wonder is the desire for knowledge.”」という言葉は、ギリシャの哲学者のアリストテレスによって提唱され、彼の哲学とキリスト教神学を結びつけたトマス・アクィナスという神学者にも引き継がれました。トマスは自然という書物を読みとき、理性によって神を知ることが出来ると考える「自然神学」でも知られていますね。私たちは理性だけではダメで、聖霊の恵みによって目を開かれなければ神を知ることができないと信じる(第一コリント1章−2章参照)ので、「自然神学」とは異なる考え方をしているわけですが、とはいえ、聖霊によって再生された理性によって、この被造世界の素晴らしさを正しく理解し、そこから創造主への讃美に向かっていくことができると考えています。その際、重要なのが「驚き(タウマゼイン)」です。「なぜ自然界はこれほど美しいのか!」この「驚き」が知識への欲求・原動力となり、そして、それらを造られた「神をもっと知りたい」という欲求に結びつくのです。もっと驚き、感動していきましょう。