下の写真は先週、朝のチャペルアワーにおいて、本学院教師の杉山世民氏がチャペルに参加した教職員・学生に回覧したものです。今から30年ほど前に氏がギリシアのアテネ大学に語学留学をした際、知人の結婚式に招かれた際に撮影したものです。ギリシア正教の様式に則って司式されたものなのですが・・・写真中央の新郎と新婦の頭に一本の白いリボンが結びあわされています。これ、牛馬に結び合わされるクビキに見たててつけるそうです。この結婚によってこの男女は一体になり、以後一つのものとして取り扱われるというシンボリックなものなのだそうです。
実際、現代ギリシア語の配偶者をあらわす、「σύζυγος」ということばはくびき「ζυγός」ということばから派生したことばです。
・・・なんていう新約聖書に記されるのに用いられたギリシア語が生きた言語として学べる学校・・・。その聖書テキストの背景を深く学べる学校・・・。そんな濃密な話がチャペルでさらっときける学校・・・。それが大阪聖書学院です。