アウシュビッツ

2020年8月16日
夜、NHKスペシャルで「アウシュビッツで発見、地中に埋められた文書……75年目の告発云々」を見た。私は1997年にイスラエルに行った時エルサレムにある「アウシュビッツ記念館」を訪ねた時に衝撃を受けたが、今回の映像ではさらなる大きな恐ろしさを知った。神を恐れぬ人間の極悪さ、言葉にすることさえできなない罪深さの極限、これ以上の【罪】は無い。私は思う、この時ヨーロッパのキリスト教文明なるものは終わったのであると。それは、紀元前約2000年アブラハムから主キリストまでの古き時代が終わって、更にキリストから次の2000年の20世紀まで、すなわち第二次世界大戦が終わるころまでである。そして21世紀を迎えた時、科学の驚くべき発展によって、世界は今新しい世紀に突入したのである。その事実を明らかにしたのがコロナウイルスである。喫緊の課題はそのワクチンの開発ではあるが、人類が少しでも長く生存しうるために必要なものは、神の言葉、即ちキリストの命のパンである言葉を私たちが食べることである。その時この地上に始めて真の希望が生まれるある。

ユダヤ人をガス室へ運んだ貨車(エルサレムで)

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