投稿者「mayumi」のアーカイブ

2019年5月5日 主日礼拝メッセージ

「あなたの幸せを願われる神」 申命記6章1~9節  金田洋介牧師

1~3節は、これからモーセが語ろうとしている6章全体の言葉を要約したものです。①これから語る命令がモーセ自身からではなく、イスラエルをエジプトから導かれた神ご自身からの命令であること。②この命令はこれを聞く民だけでなく、彼らの子や孫の世代も共に守るべき命令、後の世代にも及ぶ命令であること。③この命令を神様が与えられたのは、命令を守る事によって彼らが祝福を受けるため、幸福な人生を過ごすことを目的として与えられたこと。

モーセは神の命令を、次世代も守り行うように強く勧めました。そして「心を尽くし、いのちを尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。」と、全身全霊を持って神を愛し、神の言葉を心に留めるようにと命じます。それは、神の命令や神の御言葉を守ることは、神を第一に愛することであり、神を第一に愛することは、神の命令、神の御言葉を守ることだからです。そして、今を生きる私たちにも、主なる神を心から全力で愛すること、すなわち神の言葉を守ることが求められているのです。

さらに、神は私たちの幸福の為に、ご自身の言葉を守るように命じておられます。主なる神はイスラエルの民だけにとどまらず、神を信じる全ての人々の祝福を願っておられるお方です。主なる神の命令と御言葉を、面倒に思ったり、煩わしく思ったりしてはなりません。素直に心を開き、耳を傾け、そして実行しましょう。それは、あなたを幸せな人生へと導く確かな道なのです。

最後に、神の命令と言葉を子や孫、次世代へと教え続ける使命があると語っています。私たちは神の命令、御言葉を守り行う事、神を心から愛する事の大切さを知りました。神から豊かな恵みを賜りました。私たちが体験した神の御言葉の真実、従う大切さと喜び、豊かな祝福の約束を、信仰というバトンに変えて、次世代に託していこうではありませんか。あなたとあなたの子孫の祝福を願われる神は、その場限りの祝福ではなく、永遠に至る祝福を与えることができる唯一の方なのです。

熊本真愛教会では、毎週講壇にお花が活けられています。今週のお花は、白山木、ひまわり、アイリス、カラーです。

礼拝の後、ほぼ毎週愛さん会(美味しく、楽しいランチタイム)があります。
今週のメニューは、炊き込みご飯、ぎょうざスープ、キュウリの塩昆布あえ、です。
料金は大人250円、中学生200円、小学生150円、小学生未満は無料です。初めての方も無料です。

 

2019年4月28日 主日礼拝メッセージ

「永遠の命を獲得しなさい」 テモテの手紙第一 6章7~16節 金田洋介牧師

真愛教会では、召天者を記念して一年に一度、 記念礼拝の時を持っています。先に天に召された敬愛する兄姉の在りし日を思い起こし、偲ぶ時としています。本日は信仰を全うされた先輩たちが握った聖書の御言葉を、私たちも共に分かち合って参りましょう。

しかし、神の人よ。あなたはこれらのことを避け、義と敬虔と信仰、愛と忍耐と柔和を追い求めなさい。信仰の戦いを立派に戦い、永遠のいのちを獲得しなさい。あなたはこのために召され、多くの証人たちの前で素晴らしい告白をしました。

パウロはテモテに、神よりも金銭を愛し追い求める生活、そして、ねたみや争い、ののしり、邪推(自分に悪いことを考えているのではと疑うこと)といったものを避けるように指導するよう教えました。避けるべきものを踏まえた上で、義と敬虔と信仰、愛と忍耐と柔和を追い求めるよう勧めたのです。

義と敬虔と信仰は神に対するもの、愛と忍耐と柔和は人に対するものと言えるでしょう。義とは、神の御言葉を土台とする生き方であり、神との関係において誠実に生きることです。敬虔と信仰とは、天地創造の神のみを信じ、畏れ敬いつつ生きることです。一方、愛、忍耐、柔和は今さら説明する必要はないと思いますが、愛は神から与えられるものですので、神の愛の特徴である与え尽くす愛、見返りを求めない愛を追い求めていくのです。続いて忍耐ですが、愛を全うするためには忍耐が必要です。最後の柔和は、性格や性質が穏やかなさまという意味ですが、どんな相手であっても、態度を変えることなく柔和でいられるよう求めていくのです。これらは、自分の力や努力によって結ぶものではなく、聖霊によって結ばれる実です。日々、聖霊様の助けによって歩むことを求めましょう。

最後にパウロは、信仰の戦いを立派に戦い抜き、永遠のいのちを獲得するよう勧めました。そうです、先に天に召された兄姉たちは、この永遠のいのちの望みを信仰によって握り、生涯をかけて神と共に歩む新しい命の人生を歩み抜かれたのです。私たちも、いつも共におられる神と共に信仰生活の日々を歩み、信仰の戦いを立派に戦い抜いて永遠のいのちを獲得しようではありませんか。

熊本真愛教会では、毎週講壇にお花が生けられています。
今週のお花は、デルフィニウム、グラジオラス、アイリス、マトリカリアです。

この日は昼食の後、桃尾墓園にある教会の納骨堂にて、墓前礼拝もささげられました。

遅くなりましたが、4月21日のお花です。
オオデマリ、ピンポン菊、ストック、トルコキキョウです。

2019年5月  背骨コンディショニング・健康体操教室のお知らせ

熊本真愛教会では、2019年5月の背骨コンディショニング・健康体操教室を下記の日程で行います。地震以降、からだの不調を訴える方々のために、教会を会場に行っています。腰、肩、首、ひざなど、からだの痛みや自律神経失調症などの様々な不調を、体操によって改善していきます。

参加費は1000円です。先着10名となっておりますので、ご希望の方は教会までお電話でお申し込みください。096-389-4539

体操のできる服装でお越しください。

・5月 4日(土) 午前 10:30~

・5月 11日(土) 午前 10:30~

・5月 18日(土) 午前 10:30〜

・5月 24日(金) 午後7:30~

インストラクターの指導のもと、体操を教えていただきます。自宅でもできると好評です。
↓一般社団法人 背骨コンディショニング協会のホームページはこちらです。

https://www.sebone-c.org/

2019年4月21日 主日礼拝メッセージ

「よみがえられた主イエス」 マタイの福音書28章1節~14節 金田洋介牧師

イースターおめでとうございます。復活されたイエスの御名を賛美します。世界中で祝われるイエスの復活は、私たち一人一人に関わる大切な出来事です。

イエスが十字架の上で死なれてから三日目の朝、女弟子たちがイエスの納められた墓へと向かう途中、大きな地震が起こりました。天から降って来た主の使いが、イエスの墓を塞いでいた大きな石を動かしたからです(2節)。主の使いは彼女たちにイエスがかねてから言っておられた言葉が実現し、イエスが復活されたこと、そして、ガリラヤでイエスにお会いできることを弟子たちに伝えるよう告げました(5~7節)。 彼女たちは、喜びながら弟子たちのもとに走って行きました。すると、今度はよみがえられたイエスが彼女たちの前に現れました(9節)。そしてイエスも、弟子たちにガリラヤに行くように伝えなさいと、彼女たちに念を押して命じられたのです。イエスが復活された朝、素晴らしいことが起こりました。女弟子たちの絶望が希望に変わったのです。よみがえられたイエスを信じる者に、神は希望を与えてくださいます。その希望とは、罪と死の問題からの勝利です。イエスを信じる者は罪赦され、死は終わりではなくなり、永遠の命が与えられるのです。それが、神が私たちに与えてくださった希望、約束なのです。

最後に、イエスと御使いはガリラヤに行くように命じました。これはイエスが十字架にかけられる前にも語られていた言葉です。この言葉にどのような意味が込められているのでしょうか?ガリラヤはイエスの宣教の中心の場所であり、生活の中心となった場所です。「そこに行け、そこにわたしはいる。わたしに会える」と言われました。つまり、あなたの生活のただ中に、主イエスはおられるということです。喜びも、楽しみも、悩みも、痛みも、苦しみもある、あなたの日常の中に主イエスはおられ、そこでイエスにお会いできる。すなわち、イエスの御力に、ご栄光に与れると言う約束です。イエスは十字架で死んで終わったお方ではありません。よみがえられ、生きておられるのです。そして、あなたと共におられるのです。このお方が私たちの神であり救い主であるとは何という幸いでしょうか。「すべて彼を信じる者は、失望に終わることがない」(ローマ人への手紙10章11節)

この日は、地域の子どもたちを教会にお招きして、「イースターまつり」を行ないました。
みんなでイースターのお話を聞きました。

お話を聞いた後は、みんなでゲームをしたり…

各ブースに分かれて、輪投げをしたり…

射的をしたり…

いろいろ食べたり…

アームレスリング大会などもあり…楽しい一日でした。

 

 

2019年4月14日 主日礼拝メッセージ

「この人を見よ~十字架の上のイエス~」ルカの福音書 23章32~47節 金田洋介牧師

今年も受難週を迎えました。受難週は私たち一人一人の罪の為に十字架へと向かわれたイエスの受難を深く覚える大切な時です。本日は特に十字架の上のイエスの姿から学んでまいりましょう。

第一に、十字架の上で祈られたイエスの姿です。イエスは十字架の上で七つの言葉を語りました。その最初の言葉は「父よ、彼らをお赦しください。彼らは、自分が何をしているのかが分かっていないのです」。(34節)これは神への祈り、しかもイエスを十字架へと追いやり、イエスの心と体を痛めつけた者たちの為のとりなしの祈りでした。さらにこの祈りは、神に、イエスに、周囲の人々に罪を犯していながら「分かっていない」私たちに対する祈りでもあるのです。

第二に、神の御心に従順であられたイエスの姿です。十字架の上のイエスに向かい「自分を救ってみろ」と罵る者たちがいました。この言葉はイエスにとって大きな誘惑でした。何故なら、神の御子イエスにはそれが容易にできたからです。しかし、十字架から降りるということは、全人類の罪の身代わりとなるという神の御心に反することになります。イエスは愛する神の御心に従い、また、愛する私たちの為に十字架の上で苦しまれたのです。

第三に、罪を赦す権威を持つイエスの姿です。イエスと共に十字架につけられた犯罪人の一人は、イエスの正しさと自分の犯した罪を認め、イエスこそ来るべき救い主であることを告白しました。イエスは彼の信仰告白を聞かれ、罪の赦しと救いを宣言されました。イエスこそが罪を赦す権威を持っておられる神の御子であり、神ご自身なのです。

十字架の上でイエスは、私たちの罪の為に苦しみ、悶えられ、神に捨てられるという絶望を味わわれました。神の御子イエスを十字架につける程に私たちが罪深いこと、このイエスの犠牲によって私たちが救われたことを心に深く覚え、心から感謝しましょう。

『神はそのひとり子を賜ったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。』

熊本真愛教会では、毎週講壇にお花が活けられています。今週のお花は、リョウビ、ゆり、トルコキキョウ、菊です。

礼拝の後、ほぼ毎週愛さん会(美味しく、楽しいランチタイム)があります。
今週のメニューは、カレーライス、野菜の浅漬けです。料金は大人250円、中学生200円、小学生150円、小学生未満は無料です。初めての方も無料です。
また今日は、教会の裏山に生えたタケノコを、金田先生があく抜きして、信徒に配ってくださいました。感謝!

 

 

2019年4月7日 主日礼拝メッセージ

「主イエスが結ばれた新しい契約」 マタイの福音書26章26~30節 金田洋介牧師

聖書箇所はイエスと弟子たちの最後の晩餐の場面です。この最後の晩餐の出来事は過去の話ではなく、今を生きる私たち一人一人に関わる事なのです。

イエスは一つのパンを割き、弟子たちに分け与えて言われました。「取って食べなさい。これは私のからだです。」割かれたパンは、一人一人のために死なれるイエスのからだを表していました。 このパンに譬えられたイエスの体は、この後十字架に両手両足を太い釘で打ちつけられることになります。

次にイエスは、ぶどう酒の入った杯を一つ取り、言われました。「これは多くの人のために、罪の赦しのために流される、わたしの契約の血です」。杯に注がれたぶどう酒は、全人類の罪の身代わりのために、イエスが十字架の上で流される血を表していました。さらにイエスの血は、新しい契約を意味しています。その契約とは、イエスとあなたとの間に結ばれる契約です。聖書は、人は生まれながらに罪人であり、罪がもたらす結末は死と永遠の滅びであること、そして、罪は血を流すことなしに(ヘブル9章22節)、すなわち、命を犠牲にしない限り許されないと語っています。イエスが来られるまでは、動物の血(命)をもって罪を贖いました。しかし、イエスが結んでくださった新しい契約は、神の御子イエスご自身の血を、命を持って結ばれた契約です。このイエスの血(命)による契約を信じ、「イエスが十字架の上で流された血は、私の罪の身代わりです」と告白する全ての人に、神は罪の完全な赦しと救いを与えてくださるのです。

最後にイエスは、ご自身が十字架の死から復活され、天に昇られるが、再び地上に降りて来られること、そして、神の国で共に食卓に着く日が来ることを教えられました。この約束はイエスを信じる全ての人に与えられている約束です。今日、教会において聖餐式が行われているのは、イエスと共に御国の食卓に着くその日まで、私達の罪の身代わりとして十字架の上で裂かれたイエスの体、流された血を決して忘れないため、記念するためなのです。

熊本真愛教会では、毎週講壇にお花が活けられています。
今週のお花は、おおしまさくら、トルコキキョウ、アルストロメリアです。

礼拝の後、ほぼ毎週愛さん会(美味しく、楽しいランチタイム)があります。
今週のメニューは、五色どんぶり、そうめん汁です。
料金は大人250円、中学生200円、小学生150円、小学生未満は無料です。初めての方も無料です。

2019年3月31日 主日礼拝メッセージ

「全てをめぐみに変えて下さる主」 ローマ人への手紙8章28節  金田洋介牧師

信仰の体験談、いわゆる「証し」と呼ばれるものですが、恵みの体験を分かち合うことは多くの恵みをもたらします。4つの恵みを挙げましょう。

①神様の御名が崇められるようになる

神様の御力を体験する時(聞く時)、神様の素晴らしさが讃えられます。「私たちが信じ、礼拝している神様は本当に生きているのだ、何でもすることができるのだ、応えて下さるのだ。神様は素晴らしい。」と神様のみ名を讃え、崇めるようになるのです。神様のみ名が崇められることは、クリスチャンにとって大きな喜び、恵みです。そして、この主に在って、私たちも栄光に与るのです。(第二テサロニケ1章12節)

②神様の御手が働かれるように求めるようになる

証しを聞く時「あの兄弟に起こったことが、私にも起こるように」「あの姉妹が体験したことを私も体験したい」という願いが起こります。恵みへの渇望です。また、その一方で恵みへの渇望を妨げるものもあります。それは疑いや不信仰です。「あの人は信仰深いから、どうせ自分なんか」と卑屈になり、神様を信じ抜くことができないのです。疑わずに、神様の御手が働かれることを信じ求めましょう。

③神様が全てを恵みに変えて下さると信じ確信できるようにな

証しを聞くと、山あり谷あり。良いこともあれば、ピンチに陥ることもあることがわかります。しかし、最後には 神様が全てを最善に導かれることに気づくのです。それは私たちに希望をもたらします。たとえ、自分の願った通り、思った通りに行かなかったとしても、信じようではありませんか。神様は私たちにとって一番良いようになさるお方なのだと信じ、確信できるようになっていくのです。

④神様の御力を実際に体験し、証しできるようになる

見たこと、聞いたことが、私たちの身に起こっていきます。神様はただ単に、証しを聞かせられるのではありません。私たちにも同様に体験させて下さるのです。そして、その実体験の証し者として、私たちを用いられるのです。次はあなたの番です。あなたの体験、証しによって、神様が讃えられ、多くの人に神様への信仰と期待、望みをいだかせ、万事を益とされる神様が鮮やかに表されるのです。

熊本真愛教会では、毎週講壇にお花が活けられています。今週のお花は、アレカヤシ、トルコキキョウ、ゆり(ホメロス)、やまぶきです。

今年は3月の初めからキイチゴの花が咲いています。
普段は5月頃なのに、暖冬だったせいか、早すぎる!果たして、実はなるのか…観察が続きます。

礼拝の後、ほぼ毎週愛さん会(美味しく、楽しいランチタイム)があります。
今週のメニューは、丸天うどん、ごはん、お漬物です。
料金は大人250円、中学生200円、小学生150円、小学生未満は無料です。初めての方も無料です。

うどんアート

 

2019年4月 背骨コンディショニング・健康体操教室のお知らせ

熊本真愛教会では、2019年4月の背骨コンディショニング・健康体操教室を下記の日程で行います。地震以降、からだの不調を訴える方々のために、教会を会場に行っています。腰、肩、首、ひざなど、からだの痛みや自律神経失調症などの様々な不調を、体操によって改善していきます。

参加費は1000円です。先着10名となっておりますので、ご希望の方は教会までお電話でお申し込みください。096-389-4539

体操のできる服装でお越しください。

・4月 12日(金) 午後 7:30~

・4月 20日(土) 午前 10:30~

・4月 27日(土) 午前 10:30〜

インストラクターの指導のもと、体操を教えていただきます。自宅でもできると好評です。
↓一般社団法人 背骨コンディショニング協会のホームページはこちらです。

https://www.sebone-c.org/

2019年3月24日 主日礼拝メッセージ

「イエスのまなざし」 ルカの福音書22章31~34節、54~62節 金田洋介牧師

 本日の聖書の場面ですが、イエス様が裁判を受けるために、大祭司の邸宅へと連れて行かれる場面から始まります。一度は他の弟子たちと共に逃げたペテロでしたが、彼は遠くからついて行きました。ペテロは大祭司の邸宅の中庭に入り、人々に紛れてたき火にあたっていました。すると、門番の女性に「あなたもイエスと一緒にいた。」と疑われます。しかし、ペテロは自分の身を守るためにイエス様との関わりを否定します。この後、二度イエス様との関係を疑われますが、彼は「知らない、分からない」と否定しました。すると鶏が鳴き、イエス様は振り返ってペテロを見つめられました。我に返ったペテロはイエス様の言葉を思い出します。それは、ペテロがイエス様との関係を否定することを予告する言葉でした。「決して私は裏切らない」と豪語していたペテロでしたが、イエス様を裏切ったことを心から悔やみ、激しく泣いたのです。

 一方、ペテロに裏切られたイエス様は、ただ黙ってペテロを見つめられました。このイエス様のまなざしに込められていたものは、どんなことがあっても無くならない愛、裏切ったペテロを丸ごと包み込む愛です。イエス様はペテロを無条件で赦されるとともに、面目丸つぶれのペテロの恥をも愛で覆い尽くしてくださったのです。また、「あなたの信仰がなくならないように祈った」との言葉も思い出したことでしょう。その祈りによって彼は立ち上がり、復活されたイエス様を宣べ伝え、人々を教え、仲間を励ましたのです。

 ペテロに向けられたイエス様のまなざしはあなたにも向けられています。あなたはイエス様のまなざしに、どのような姿で向き合いますか?イエス様はあなたの全てをご存知ですから、無理やり良い姿を見せようとせず、ありのままの姿で御前に出られれば幸いです。仮に、あなたが自分に失望するほどの失敗や過ちを犯してしまったとしても、イエス様はペテロに注いだ愛であなたを愛し、覆ってくださるお方です。そしてイエス様は、あなたの信仰が失われることのないようにとりなしておられます。受難節の時を過ごしている今、これほどまで愛してくださったイエス様の愛を覚え、心から感謝する時を持ちましょう。

熊本真愛教会では、毎週講壇にお花が活けられています。今週のお花は、ウンリュウヤナギ、スカシユリ、ストック、トルコキキョウ、かすみ草です!

教会の庭に赤いチューリップが咲きました🌷春です!お花が綺麗な季節がやってきました。

今週は、子どもたちの進級・進学祝いバーベキュー会でした。

 

2019年3月17日 主日礼拝メッセージ

「主の言葉を聞きなさい」 ホセア書 4章1~19節  金田洋介牧師

ホセア書は前半1章~3章と後半4章~14章と、大きく二つに分けることができます。後半から北イスラエルの罪が具体的に指摘されています。

Ⅰ.主の言葉に無関心な罪 1~3節

北イスラエルの民は、主なる神の前に真実がなく(嘘、偽り)、誠実(真心)でもなく、主を知ろうともしない(無知)というのです。そのような歩みが国中に多くの罪をもたらし(2節)、その結末は滅びであることが宣告されています(3節)。 彼らの大きな過ちは、主と主の言葉に無関心であったということです。主の御心を心に留め、主の御言葉を愛することがいかに大切かを教えられます。

Ⅱ.主の知識(教え)を捨て、主の戒め(律法)を忘れた罪 4~10節

続いてホセアは、民を導く祭司、預言者の罪を指摘しました。模範となるべき彼ら自身が偶像崇拝と不道徳の罪を犯し、神をも畏れない行動をとっていたのです。 民から神に対する知識を奪い、妨げ、神の律法に背かせ、罪を犯させたのです。

神は私たちが神の言葉である聖書の教えに、どのように生きているかを見ておられます。教会の中だけでなく、教会の外、すなわち社会の中において、証しが立つ歩みを神様から求められているのです。行動が伴う信仰生活を目指していきましょう。

Ⅲ.主の言葉に逆らい続けた罪 11~19節

祭司たち、そしてイスラエルの民を罪の深みに陥らせた根本的な原因は偶像崇拝ですが、神とイスラエルとの関係の崩壊は、彼らが主の言葉を軽んじ、主の言葉に逆らったことによって始まりました。神の警告の言葉もむなしく、偶像崇拝の罪に囚われ、罪の深みに陥ってしまいました。神は民をなすなすがままにさせ、最後には滅亡へと向かっていくことが告げられました。真の神を捨て、偶像崇拝と不品行の罪が蔓延する北イスラエルの姿は、今の日本の姿をそのまま写し出しているようです。

真の神を知ろうとも、聞こうとも、畏れようともしません。このままでは、ただ滅びを待つのみです。しかし、主なる神は「わが民よ、聞け、…あなたが私に聞き従うことを望む(詩篇81:8)」と、御声に聞き従うことを切に求めておられます。

熊本真愛教会では、毎週講壇にお花が活けられています。今週のお花は、あじさい、カラー、スターチス、アルストロメリアです。

礼拝の後、ほぼ毎週愛さん会(美味しく、楽しいランチタイム)があります。
今週のメニューは、豆腐と豚肉の赤味噌炒め丼、セロリのかきたま汁、切り干し大根の漬物です。美味しくてバランスの良いお食事でした。
料金は大人250円、中学生200円、小学生150円、小学生未満は無料です。初めての方も無料です。