2020年3月8日 「父よ。彼らをお赦しください」 ルカ23:32-43
今週より5回に渡って、イエス様が十字架上で
語られた7つの言葉からメッセージを取り継いで
参ります。
@罪から救われるために
「父よ。彼らをお赦しください。彼らは何をしているのか
自分でわからないのです。」(34節)
イエス様の十字架刑は私たち人類が犯した罪の赦し
のためでした。イエス様は自分を救おうとしません
でした。罪を犯して神の敵となった私たちのために、
神の御前でとりなし、救いの御業を成し遂げようと
されたのです。
イエス様のこの救いの招きに応答したのは、
イエス様の両側で十字架につけられた二人の強盗の
うちの一人でした。彼は自分の罪を悔い改め、神に立ち
返ったのです。
イエス様のこの祈りは愛に満ち、現代の私たち聞く者
にも悔い改めを迫っています。神の御旨を完全に知る
ことは難しいのです。それゆえ、謙遜になって、イエス様の
十字架の前にひざまずく姿勢が大事です。
A永遠のいのちの保証
「まことに、あなたに告げます。あなたはきょう、
わたしとともにパラダイスにいます。」(43節)
イエス様は悔い改めた強盗に対し、永遠のいのちを
保証されました。それは肉体の死を乗り越えるいのち
でした。
この強盗のように死の間際に置かれた者であっても、
イエス様はご自分の名前を呼び求める者の魂を瞬時に
救って下さいます。彼は罪から救われ、永遠のいのちが
保証されましたが、十字架から降りることは願いません
でした。彼はイエス様と共に十字架を負って激痛に耐え、
ついに天国での栄冠を得たのでした。
現代の私たちもイエス様の救いを頂きますと、永遠の
いのちが約束され、どのような時にも平安と希望が与え
られるのです。