SATTE CHURCH HOMEPAGE

2020年3月15日 「そこにあなたの母がいます」 ヨハネ19:25-27


本日の聖書個所にはイエス様が十字架上で語られた
3番目の言葉が記されています。

 女性たちがイエス様の十字架のそばに立っています。
その中にイエス様の母マリヤがいました。親にとって
子供の死を看取ることほど辛いことはありません。
それも残酷な十字架刑につけられたわが子の姿を
見上げる母マリヤの心情はどれほどであったことでしょう。

 ほかの女性たちはイエス様と共に苦しみを味わって
いました。それはイエス様へのひたむきな愛の姿以外の
何ものでもありません。彼女たちは経済的には必ずしも
裕福ではなかったが、イエス様のお働きを助け経済的に
支えていました。男たちがユダヤ人を恐れて身を隠して
いたにも関わらず、彼女たちはイエス様の十字架のもとに
居続けたのです。

 イエス様は母マリヤに対し「女の方、そこにあなたの愛する
息子がいます」と語られました。ご自分の死を前にして
母への愛を表わされました。平たく言えば、最期まで親孝行を
されたのでした。

 イエス様は母マリヤを愛弟子のヨハネに託して、母を信仰
者の群れに加えることを望まれました。しかし、当の母マリヤは
この時点でまだイエス様が誰であるかは真には理解して
いませんでした。

 続いてイエス様は愛弟子ヨハネに「そこに、あなたの
母がいます」と語られました。このことは、「イエス様を救い主
として信じる者同士においては、血のつながり・血縁関係以上の
関係にあること」を示されたのです。イエス様にある信仰者の
交わりは、時として肉親以上の親しい関係にまで発展する
からです。

 ヨハネはマリヤを自分の家に引き取り、役割を全うしました。
イエス様は父、母、兄弟、姉妹、子という言葉を全く新しい意味で
用いられました。イエス・キリストにある者たちは血縁関係に
関係なく、このイエス様にある新しい人間関係で結び合わされる
からです。それは信じる者の群れである教会が、今も一つの
家族として存在していることが証明しているのです。