2020年4月26日 「共に歩まれるイエス様」 ルカ24:25-32
イエス様は聖書からご自分について二人の弟子に解き明かし
されました(25, 27節)。聖書全体がイエス・キリストを救い主だと
証言しています。イエス・キリストとは「イエスは救い主」という
意味です。神はイエス・キリストをこの地上に遣わし、罪から救わん
とするご計画を聖書に記し私たちに与えて下さいました。聖書
全部が大事です。聖書を千歳飴にたとえますと、どこを切っても
キリストが出て来ます。
キリストは必ず十字架の苦しみを受け、死んで復活される。
これが旧約聖書に予告されたことでした(26節)。
まずイエス様の方から二人の弟子に近づき、交わりを求められ
ました。今度は彼らがイエス様に一緒に泊まって下さるよう無理
に願い求めました(28,29節)。この切なる求めと深い交わりを
イエス様は喜ばれ、祝福して下さいます。
夕べの食卓でイエス様はパンを割いて彼らに手渡されました
(30節)。イエス様は十字架で裂かれ、ご自身をいのちのパン
として私たちに与えようとされます。日ごとの食卓でイエス様を
覚えたいものです。
二人の弟子にイエス様のお姿が見えたり、見えなかったりする
のは、イエス様がいつも一緒にいて下さることを分かるように
されたからです(31節)。
二人はイエス様との交わりや聖書を開いて下さった時に、心が
燃えました(32節)。今日の私たちも祈りを通してイエス様と交わり、
神が聖書を通して自分に語って下さると受け止める時に、心が
燃やされます。私たちの心を燃やして下さるのは、イエス様の
私達人類への愛の炎です。