今日は今年度1回目の教会研修会が行なわれました。
講師は寿地区センターで長年奉仕されている三森妃佐子牧師と、教会員で日本水上学園の理事長である稲本誠一さんです。
日本の三大寄せ場の一つ寿町は横浜本牧教会と同じ横浜市中区にあります。250メートル四方のエリアに簡易宿泊施設が建ち並びます。かつては日雇い労働者にその日の仕事を斡旋する場所でした。現在は5,700人が暮らし、うち生活保護の受給者は5,000人。さらに3,800人が60歳以上の高齢者だそうです。格差社会の縮図というマイナスのイメージを持ってしまいますが、じつは寿町は暮らす人達が互いに声を掛け合うコミュニティなのだとお話しいただきました。
稲本誠一さんは児童養護施設「日本水上学園」の 園長を20年近く務められました。戦時中、港で艀(はしけ)など水上生活者の子ども達の教育のために創設されました。現在は幼児から高校生まで約70人の子ども達が暮らしますが、育児放棄や虐待などで家庭で生活できない子ども達がほとんどだそうです。様々な問題を抱える子ども達が経済的にも精神的にも自立していけるよう、試行錯誤しながら支援しているとお話しいただきました。
身近にある問題とどう向き合うべきか?考えさせられたときでした。
さて、CSでは礼拝のあとみんなで礼拝堂の椅子に寝て、病気で動けない人の気持ちになってお祈りしよう、というのをしました。
そして、分級では自分専用の「主の祈りカード」を作りました!
これ大きさは葉書サイズ。おじさんはこんな小さい字書けないし読めません。笑