週報より

すべての物事に結果があれば必ずその過程があります。
その過程を知って行くときにどれだけその結果を出すために大変だったかとかどんな思いでそれを成し遂げたかとかが分かってきます。
聖書を通して歴史を振り返って行くときに、
そこには神様の愛と赦しと人間の弱さの繰り返しの歴史があります。
旧約を見るとそこには多くの戦争や争いがあります。
それを表面的にみると確かに恐ろしいことですが、
全体像としてみると神様の選び、
また赦しと救いの偉大さが分かります。
多くの民をあなたの身代わりにし・・・と言われるその実像があるのです。
聖絶された民はもちろん可哀想だと私たちは思います。
しかしその背景に偶像礼拝や様々な罪があることを私たちはしっかりと読み取らなくてはいけません。
新約に入ってイエスキリストを信じることによってすべての罪が赦される！と大きく歴史的転換が起こりますが逆を言えば信じなければ救われないということです。
その結果として旧約にあるような厳しい裁きの座があるということを認識しなければいけません。
しかし神は誰一人滅びることを望まずとみことばにあるように忍耐して待っておられるのです。
そしてすべてのつくられたものに福音を宣べ伝えなさいと言っておられるのです。
私たちは自分の救いの大きさとその価値をどれだけ知っているでしょうか？
そしてどれだけ神様が期待しておられるか分かっているでしょうか？
ひとりひとりに神様が持っておられる素晴らしいご計画をしっかりと信仰によって受け止めていきたいと願います！