週報より~天使の訪問~

聖書の中に天使が登場する箇所は旧約新約共に数えるほどしかありません。聖書66巻に登場する天使はミカエル、ガブリエルの二人です。御使いの種類としてはケルビムも出てきますが外典、疑典とされる書物を除くとこのふたりとサタンが名前のある霊的存在として登場してきます。その数少ない天使が直接的に現れて神様からのことばを告げるという箇所は少なく特に受胎告知のあたりに集中しています。天使の存在自体は旧約聖書からも様々な箇所で書かれていますが明らかに対話出来るかたちで書かれている箇所は希です。それだけキリストの誕生を告げるということが聖書の核心に迫る出来事であり重要なことだったことを理解することが出来るでしょう。
そのメッセージによってマリヤもヨセフも進むべき方向をしっかりと定め、信仰によって結婚し、みどりごイエスを育てるということを決めたのです。私たちは様々なことで思い悩み決断に苦しむこともあるでしょう。しかしそこに明確な神様からのことばやしるし、導きがあればどれほどの助けや支えになることでしょう。天使の訪問はマリヤとヨセフの人生の方向を定め、旧約と新約を分かつ歴史的な出来事を告げ知らせたのです。天使と聞くとみたこともないし信じられないという方も多いでしょう。しかし今年が西暦2012年でることは世界中どこにいっても通用する事実ですしみんな当たり前に思っていることです。この2012年の起源とはイエス・キリストの誕生です。この天使の訪問が起点となっていると言っても過言ではないと思います。神様が人間の歴史に救いの道を与えるために介入された素晴らしい記念となる出来事を基準として今の時代は動いているのです。私たちもその恵みを個人的に体験する者となりましょう

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