週報より

多くの動物や魚が群れを作ったり、テリトリーを持って生活しています。人が作った村街国もそういったものの延長線にあるひとつの共同体です。共同体の最低規模は夫婦という共同体であり、そこから家族、親族と発展していきますが、食べるものを作ったり、捕ったりするのにある程度の距離を置いて適度に生活しやすいようになっていました。つまり共同体の基本的な意味は「生きる」ということです。また創世記に人が一人でいるのはよくないとアダム(男性)からエバ(女性)を造られました。そこには共にいることを共に喜び合う、また悲しみは慰めあう素晴らしい関係がありました。人類の歴史を紐解くとバベルの塔を築いて神に等しいと錯覚してみたり、欲に流されたり、罪に支配された弱さの歴史が繰り返されています。日本でも戦国時代など下克上の時代では強い者が支配するという構図がありました。しかし、本来強い者がその街、国を支配したり、偶像に献げたりしていますがその背後には神様の存在があり、その支配者ですら神様の前ではただの一人の人間に過ぎないことを知らなければなりません。自分がいくら人より優れている、力があると思っていても健康を完全にコントロール出来ますか?また自分の髪の毛が何本あるか知っている人がいるでしょうか?おそらく一人もいないでしょう。それをすべてご存じである方がおられる。ということを知らなければなりません。これからクリスマスシーズンに入っていきますがそのようなすべてを創り、すべてを知っておられる神様が私たちを愛し、救うために人としてこの地にこられた記念がクリスマスです。街はクリスマスイルミネーションで飾られます。しかしいつもその街は神様のものであることを覚えていきましょう。

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