主の御声を聞く~ヨハネ21:1-12
私たちの人生に神様は関心を持って語りかけ、導いてくださることがあります。そのような時に明確に分かるように語りかけてくださることもありますが多くの場合は聞き逃してしまいそうな日常の中のふとした瞬間に語りかけてくださっているようなケースがあります。
復活されたイエス様は弟子達に姿を何度も現されましたがその時の特徴は最初はイエス様だと気がつかないことが多いということがあります。これは本当に不思議なことなのですが一緒に過ごしていた時間が長い弟子達ですら最初は気がつかず、一緒に過ごす中でのイエス様の言動で気がつくのです。
明確に主が語ってくださっているという確信があればどれだけ従いやすいでしょうか。しかし、私たちが日常の中で主の御声、主の導きを見出し、従っていけるように常に主とつながっていくような心で過ごす中で主の御声を聞き分けたり、結果的に主の導きだったと実感することができます。
主は私たちの心を整えるために教会、つまり主を信じた人達、主に呼ばれた人達の交わりの中で私たちを整え、そしてそのところにも御心を明らかにしてくださいます。畑にある宝を探す聖書の例えにあるようにしっかりと私たちの心を耕し、主が語られる方法、主の時に従順していける者として整えられることは大切です。宝探しを楽しむように心に期待を持ちながら共に主の前に整えられていきましょう。