週報より

今はいろんな交通手段があります。自転車や自家用車、電車や新幹線、飛行機、そしてスペースシャトルでさえ民間で乗れる時代が近づいています。乗り物に乗るとスピード感がありますが慣れるとだんだんそれでも遅く感じるものです。高速道路を走ったあとで一般道を走るとスピード感覚が狂っていることが良くあります。そうした感覚から世界は小さくなっていっていると言えると思います。徒歩で岡山から東京までいくととてつもなく時間がいるでしょう。しかし高速道路でいくと12時間ほどでいけます。しかしそれが新幹線だと3時間とちょっとで行けますし、飛行機だと1時間ほどで行ってしまいます！しかし早く行けばいくほどその課程にある様々なものが見えなくなるというデメリットもあるでしょう。車で仕事にいっていたのを最近自転車で行っていますがそれだけでも多くの発見があります。風の香りや鳥や虫の鳴き声、朝靄の中の爽やかさや、こんな場所にこんな家あったっけ？というような発見があります。しかし目的手動で行動する時にはそういった情緒や発見、またその地域をじっくりと観察したり馴染んでいくということをしていることはできないでしょう。がむしゃらに走らなければならない時、というのがそれぞれの人生の中に何度か訪れるでしょう。目的を見て走らなければならない時があるでしょう。そういった時に躓いてしまわないように、しっかり神様を見上げて方向を定める必要があります。みことばや祈りによって日々歩みのメンテナンスをしていきたいですね。