週報より~喜びから来る信仰~

人はそれぞれ得手不得手があります。自分が好きな分野は放っておいても成長しやすいものですし、それをすることは苦痛ではなく喜びです。喜びを持って行えることは上達する上で本当に大切な要素です。いくら素晴らしい素質を持っていても嫌々するのと楽しくやるのとでは同じ時間を費やしたとしても全く違う結果が出ることでしょう。テサロニケ人への手紙の中でパウロは彼らが多くの苦難の中で聖霊による喜びを持ってみとこばを受け入れ信仰に進み、その結果すべての信者の模範となったとあります。状況が悪いと私たちの心は折れやすく、また曇りやすいものです。しかしそういった状況に左右されない聖霊による喜び、すなわち救いの確信や天国への希望、また神様が本当に愛して下さっていることをしっかりと見据える時に目の前の問題は彼らにとって絶望するほどのものではなくなりました。同じ山でも下から見上げるのと飛行機で飛びながら見下ろすのでは全く違います。自分の視点でだけ見てしまうのではなく、聖霊の助けにより神様からの視点を持とうとしていく時に私たちは自分の置かれている状況を信仰を持って見、また受け止め、そしてまず一歩踏み出すことが出来るようになります。試練の先にも大きな恵みがあると分かっていれば喜んで進んでいくことが出来るでしょう。我らの助けは天から来ると聖書にあるように神様に信頼して道を模索し、祈り求める姿勢が私たちを成熟へと導き、テサロニケの人々のように模範となるような信仰へと成長していくことが出来るのです。人生は決して平坦な楽な道ばかりではありません。しかし山や谷や壁にぶつかることを信仰持って乗り越えていく時に私たちは多くのことを学び、また神様の恵みを体験し、さらに喜ぶことが出来るようになります。今どのような道を歩んでいるでしょうか?どんな道であっても、その中にみことばを置き、しっかりと信仰に立って歩んで行きましょう。 

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