週報より

歴史の中に私たちの想像を遙かに超えて働かれる神様の働きを見ることがあります。エレミヤ書でイスラエルの民はバビロンに捕囚されていきます。しかしそういった状況から彼らは自分達の国へと戻っていくのです。現代は歴史上最も奴隷が多いとも言われています。ちょっとびっくりする内容ですがひとつの想定できる数字として2700万人にものぼると言われています。人身売買や誘拐、拉致、生活苦からくるものなど原因は様々ですし、事実上奴隷であってもそれを様々な名目でカムフラージュして発展途上国から先進国へと売られていくケースが多いそうです。そういった状況から元の環境に戻るのがどれほど困難なのか想像することも出来ません。行った先において2世3世が生まれ、そこに定着することが出来た場合はなおさらです。しかしイスラエル民族は旧約聖書の中で一度ならず2度もそういった民族大移動を成し遂げています。それは神様の計画と守りがなければ到底実現することはなかったでしょう。そこには自分は決して救われないという思いこみをしてしまう人でも自分でも救われるかも知れないと感じることが出来るだけの重みがあります。神様が私たちの人生に介入してくださる時に不可能と思われていたことは可能となります。無から有を唯一創り出すことがお出来になる全能の神ご自身が私たちを愛し、そして私たちを生かし用いて下さることはどれだけ素晴らしいことでしょうか!神様を信じて、期待して歩んでいきましょう!

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