週報より

人が極限状態になると様々な現象が起こります。事故などでスローモーションに見えたりすることがあるのが代表的なものとしてあげることが出来ますが、その原因のひとつとして記憶密度というものが影響しているそうです。初めて起こる事柄をどんどんこなしている時は記憶の密度が高いため様々な思い出が出来る。例えば社会に出るまでの学校生活では毎年クラスも変わり、新しいことを日々勉強し、限られた時間でも友達と遊んだり部活をしたり、とても充実していると言えます。それが社会に出ると仕事を覚えてしまえばあとはその繰り返しやある程度の応用になるのが圧倒的多数の方の状況だと思います。そうなると10代よりも30代40代の方が時間が経つのが早く感じるというのも頷けます。それをもっと密度を上げたのが交通事故などです。私も一度大型トラックに追突された経験がありますがゆっくりガラスの破片が飛んでくるのが見えました。自分の人生に起こると予想していなかった出来事が起こると凄まじい速度で様々な情報を処理していたのでしょう。またそういったことで死を意識することで生き方が変わるという方も多くおられるのも事実です。3月の津波でも人生観を見直す機会になった方は多いのではないでしょうか?そこまでは困ってないかも知れない、でもそうなる前に今できる備えをしていきたいと願います。イエス・キリストを信じるということは死が終わりではなく永遠の命、天国への入り口と変わることです。そして私たちが地上において生きている間においても神様と共に生きる喜びと平安を体験出来る素晴らしい決断です。

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