週報より~信仰の戦い~

聖書には度々預言についての言及があります。一般的にイメージする特に選ばれた賜物のある人物のみがするという解釈もあるかも知れませんが信仰の経験からくる聖書に基づいた励ましやアドバイスも広い意味での預言ということが出来ます。それは占いのような将来のことを当てるという類のものとは本質的に異なるものです。神様が私たちに与えて下さる預言は不安や恐れではなく信仰による確信に至らせるものであり、そして浮ついたものではなく地に足のついたものです。将来的に素晴らしい働きをするということを含んでいたとしてもそのために備えていく堅実さを持ち合わせたものだからです。多くの人を惑わし信仰の破船にあわせようとサタンは多くの惑わしを持って私たちを誘惑し、攻撃してきます。その目的は本当の神様を見えなくすること、また知っていても信じられなくすることにあります。聖書的な預言は私たちをそういった試練の中で守り、信仰をつなぎ止める力強いものです。そして何より本質的な品性を磨き上げてくれる結果をもたらします。大前提としてどんなに正しく素晴らしい預言であっても受け止める側が成熟していなければ旧約聖書のヨセフのように高ぶってしまうことでしょう。神様の前に遜り、そして大きなビジョンに燃やされて歩むこと、この両方をしっかりとダイナミックなバランスを持って歩んでいきたいものです。

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