週報より

私たちはなにが良くて何が間違っているか、普段あまり深く考えずに生きていることが多いと思います。先日ハーバード大学の熱血教室がテレビで放送されました。ジャスティスというテーマで正義について身近な問題から始まって戦争責任という答えがでにくい問題まで議論するものでしたがとても面白く見ていました。普段そこまで深く考えないこと、また自分がどういった思想の立場に立っているのか?自分がコミュニュタリズムの思想に立っていると知らずに結果的にそういった思想的立場に立っている日本人が本当に多いのだろうな~とかいろいろと自分の考えがどういった立場になるのだろうかとか考えさせられました。今回の講義で重要なのはひとりひとりが考える、また異なる意見を聞き大人の議論が出来る環境を作るというものがあったと思います。その中からみんなが真剣に考え何が最善の正義となり得るのかを考えるのは素晴らしいことだと思いました。聖書を吟味するというのも全く同じだと思いました。どの箇所に重点を置くかで神学的立場や見解が大きく変わってきますし、またそれで好むと好まざるとグループ分けされてしまったり、私たちの取り巻く環境は私たちにそういったレッテルをいとも簡単につけたがります。一度ついたレッテルはなかなかはがすことが出来ません。それを変えるには多くの努力や時間が必要になります。しかし私たちは今ついているレッテルをもう一度正しいのか見直して、本質を見ていかなければいけないと思います。主にあってまっすぐに歩んでいきたいですね。

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