週報より~良い基礎を築く~

近年高層ビルやタワーが世界中で建てられています。その中で有名なブルジュ・ハリファ は、全高は 828m、地上160階建ての豪華なビルです。また日本においても高さ634mを誇るスカイツリーが建てられました。その建物を建築することは本当にすごい技術や資金が必要になると思います。その建物すべてをささえているのが基礎です。どのような建物を建てることが出来るかは基礎で決まります。基礎自体の重量、また深さなど外見から分かる事柄からセメントの配合率や鉄筋や鉄骨の太さや材質など様々な要素からその強度が決まります。どんな素材をどのように組み合わせるかで上に建てられるものを支えられるかどうかが決まるのです。建物を造っているのを見る時に上に上にと伸びていく様を見ると実感が湧いたり、感動することもあるでしょう。しかし多くの人はその基礎を穴を掘り、型枠を組み、セメントを流しているところにはあまり興味を示さないでしょう。しかし賢く建て上げるならば、私たちは基礎に拘るべきです。基礎はやり直すことは容易ではありません。しかししっかりした基礎に建てられなければ見えるところばかり豪華に大きくしていく時に何が起こるでしょうか?すべてが倒壊し壊れてしまうかも知れません。また危険なためせっかく建てても人が入れないかも知れません。つまり建てられた本来の目的を果たすことが出来ないということです。私たちの人生もより良い基礎に建てられる必要があります。1テモテ6章にはは神様に望みを置くこと、人の益を考えること、良い行いをすること、惜しまず施すこと、喜んで分け与えること、そして委ねられたものを守ることなどが良い基礎を自分自身の為に築くことの前後に書かれています。他人のためにしているようでもそれは自分自身のためにしていることが多いことを発見することが出来ると思います。目先の損得ではなく、主の前に良い基礎を築いていきましょう。

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