週報より～イスラエルの救い～

キリスト教のイメージをみなさんはどのように持っているでしょうか？アメリカの宗教とかヨーロッパの宗教というイメージがたぶん強いと思います。聖書の舞台はイスラエルをはじめとした中東を中心として、エジプトやリビアなど、そして現在のイタリアに位置するローマにかけての地域での展開が多くあります。地中海の西側での記述が多くあります。現代においてもそれだけの範囲で考えるならば多様な文化や人種がその地域には根付いています。その中でイスラエル民族を中心として聖書の歴史は進んでいきます。現代におけるユダヤ人の定義は人種や民族というよりもユダヤ教を信じている人という意味合いに変化しています。キリスト教の土台はこのユダヤ教です。ユダヤ教を信じている方の多い地域では今でも旧約の律法に従っての生活様式や文化、街作りがされています。それらの様式は現代社会に慣れている者にとってはおそらく不自由に感じるところもあると思います。しかしその律法により罪が分かり、私たちの弱さが分かるからこそキリストを信じることによって救われるということの意味や価値が分かるのです。そして民族としてはイスラエル民族からイエス様も誕生されました。そして私たちを愛しておられることをイスラエル民族をどのように扱われるかで神様は教えておられます。私たちは自分の救いから自分の近くにいる方の救いのために関心を持ったり祈るのと共にイスラエルの方達やユダヤの方達の救いのためにもとりなし祈るものとなっていきたいですね。

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