終わりの時代に希望を持って~Iペテロ4:7-11

「万物の終わりが近づいています」というペテロの言葉は、単なる終末の危機感ではなく、神の計画が完成へと向かう大いなる希望を指し示しています。

 特に、ユダヤ暦の新年(ロシュ・ハシャナ)を迎えるこの時期は、これまでの歩みを振り返り、神の前に自らの霊性を新しく整える大切な節目です。私たちはこの「終わりの時代」をどう生きるべきでしょうか。聖書はまず「心を静め、祈りのために慎み深くありなさい」と勧めます。

 世界がどれほど揺れ動いても、神との交わりに深く根ざすことが内なる平安を生み出します。そして、何よりも大切なのは「互いに熱心に愛し合うこと」です。愛は多くの罪を覆い、傷ついた関係に癒やしをもたらします。

 さらに、私たちは神から預かった一人ひとり異なる「御霊の賜物」を、互いに仕え合うために用いるよう召されています。語る者は神のことばを語るように語り、奉仕する者は神が備えてくださる力によって行うのです。
すべては、イエス・キリストを通して、神がすべてのことにおいて栄光をお受けになるためです。

 新しい年の始まりに、私たちは「終わり」を見据えつつ、今日という日に愛と奉仕を実践しましょう。私たちの日常の小さな仕え合いの中にこそ、世を照らす神の永遠の希望と栄光が確かに輝き出るのです。世の光、地の塩と主にあって日々新しくされていきましょう。

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