キリストの誕生から~週報より~
クリスマスおめでとうございます!
イエス・キリストの誕生をお祝いするのがクリスマスです。
それはただの誕生日ではなく、
私たちに救いの道が開かれた記念すべき出来事です。
つまりただ祝うのではなく、
自分にとっても非常に大きな意味を持つことであり、
世界の歴史を変えた出来事です。
文字通りBCとADという表記をみたことがあると思います。
その中心にあるのはキリストの誕生です。
聖書を見る時に簡単にいうとキリスト以前が旧約、
キリスト誕生間近からが新約として書かれています。
その転換は大きく律法による救いとそれを達成することが出来ない弱さ、
神の義と神のゆるしが旧約聖書では繰り替えされています。
新約聖書ではキリストの誕生と生涯つまり十字架と復活という救いの完成と弟子達による宣教の拡大が大きな流れとして書かれています。
救いの完成は律法の完成でもありますが律法をないがしろにするのではなく、
愛という強固な帯によってそれが完成しています。
キリストは形式的なものよりも本質を大切にされました。
クリスマスの本質はプレゼントやご馳走やきれいな飾りではありません。
それは神様の愛です。
その愛は好きな人が振り向いてくれたらいいなくらいなほんわかとしたものではありません。
すべての権威も権力も力も捨てて、
命をも捨てるために幼子としてキリストを私たちに贈って下さるほどの愛です。
その愛の深さを少しでも知り、感謝してこの時を過ごしていきましょう。
それほどまでに愛された私たちひとりひとり信仰と愛という帯で結びあわされていきましょう。
その帯は世界を巡り、堅く結び合わされ、創り変えていくことが出来る帯です。