週報より

聖書の中で最初の人、アダムとエバから生まれた二人の兄弟、カインとアベル、アベルは家畜の世話をする者、そしてカインは穀物を育てる者でしたが神様への捧げ物をするときにアベルの心、行為のほうが正しかったことに腹を立てたカインは弟であるアベルを殺してしまいました。その原因は相手が正しいことをした事に対する妬みです。妬みは自分を正当化し、自分より正しい者を排除することによって自分が一番になろうというようなとんでもないことを考え、また時として実行してしまいます。とんでもないことをした方の多くが言う「魔がさした」と言うまさにその通りのことが起こるのです。他人の芝が青く見えるだけならいいのですが、他人の芝を枯らすようなことをしたら犯罪ですね。でも人は力や知恵、権力を持つとそういうことを平気でしてしまうこともあるのです。大事なのはそういう妬みからくる衝動に打ち勝つ強い心、正義に満ちた信念です。自分の思いを実現するだめだけの力や知恵になんの魅力があるでしょう。カインと同じような過ちがそこには待っています。自分の心に打ち勝って、神様の思いによって生かされる時に自分だけでなく他の人を生かす歩みが出来るのです。いくら力や知恵、権力を持ってもそれを生かさなければ本当にもったいないですよね。神様の前に正直に歩んでいきましょう。そしてひとつづつ成長していける信仰の大人になりましょう!

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