聖霊を待ち望む心~ルカ24:49
復活されたイエス様が昇天される前に弟子達に力を着せられるまでは都に留まっているようにと言われました。それは結果的に五旬節の時に聖霊のバプテスマが与えられ、初代教会が圧倒的な聖霊の力によって始まりました。
この力を着せられるという表現はイエスは主として告白する時に聖霊によってのみ出来るという内住の聖霊とはまた違う領域のものであることがイザヤ書やエゼキエル書、ヨエル書に書かれている内容から理解することが出来ます。
イエス様は助け主として聖霊を送られることがヨハネの福音書には繰り返し書かれていますが弟子達はイエス様と共に過ごしていた時に多くの霊的権威を与えられていました。
聖霊様が共にいてくださるということはそれ以上に大切なことで、イエス様がご自身が点天に昇られた後で聖霊を受けるまでは公の働きを弟子達が始めないよう祈りに専念するように言われていることから重要性が分かります。
聖霊様が共にいてくださるからこそ、宣教の中での多くの困難を克服出来、多様性のある文化の中にあっても真に主に従っていく教会が練り上げられていきました。
この信仰のバトンを継承して今の時代に生かされている私たちひとりひとりも聖霊様を心から求め、満たされ、遣わされていきましょう。