互いに補い合う心~ガラテヤ6:1-5
人間関係はとても奥深いものです。他の人たちとどのように交流していくか、どんな距離感を持って関わるのかということは、人それぞれの考えがあり、そして受ける側もそれぞれの受け止め方や状況があるため常に完璧な回答を出し続けることが難しい事柄だと思います。
聖書はまず柔和な心で接し、間違いを見つけた時でも柔和に正していくことや互いの重荷を負い合うことについて教えています。つまり自分ひとりのことが出来たらそれでいいという考え方と違い、他の人と繋がりあっていくことを教えています。
人は1人で完全という人はいません。長所があれば短所もあります。それを補い合うことでひとりではクリア出来ない問題をクリアしていくことが出来たり、効率があがったりという共同体としての成熟があります。そしてそれだけでなく、人と人が愛を土台として繋がっていくことを神様は望んでおられます。そしてそこに神様の御心があり、神様の栄光が現わされていきます。
それぞれに神様が与えられている素晴らしい賜物、特性を信仰によって磨き、補い合っていく時により豊かな祝福に満ちた人生を歩むことが出来るようになります。主にあって補い合っていける柔和な心を成熟させていきましょう。