父の約束を待つ~使徒1:3-5

 イエス様の復活から40日の間、ご自身が生きておられることを使徒や弟子達に示されました。そしてその期間にとても重要な父の約束について語られました。そこにはいくつかのポイントがあります「エルサレムを離れない」「イエス様から聞いていた父の約束を待つ」そして「もうすぐ聖霊のバプテスマを受ける」ということです。

 これらを見ていくと場所という問題と時間の問題、そして内容についても語られています。しかし、場所は明確でしたがいつまでという具体的な期間は明らかにされませんでした。ここにイエス様が語られた約束を待ち続ける信頼と行動が必要となります。
 
 使徒の働き1章を見る時にこの短い文節の中でどれだけのことがあったのかと考えさせられます。そしてこの備えの期間の中で120人ほど集まっていた弟子達はその中でイスカリオテのユダの代わりとなる使徒を任命し、イエス様のことばに従ってエルサレムに留まり、祈りに専念する期間を持っていました。

 「待つ」という時間の流れの中で弟子達はただなにもせずにじっとしているということではなく、来たるべき時のために備えること、そして祈りに入ることでより親密な神様との関係の中にとどまることをしていました。

 現代の教会においても聖霊様の圧倒的な臨在を心から求め、従う者達とされていく中で主の救いと癒し、解放が遣わされているところにおいて伴うよう祈り、備え、宣言していきましょう。

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