神に近づく心~ヤコブ4:8-10
神様に近づきなさいとヤコブの手紙では薦められています。そしてそうすれば神はあなたに近づいてくださいますと続きます。つまり神様は本来私たちと近い関係を持ちたいと願っておられることが分かります。
しかし、私たちがどのような状態でもいいかというとそれは違います。罪ある人たち手を洗いきよめなさいとここから続くように私たちは主の前に出ていく時にイエス・キリストの恵みによって罪贖われる必要があります。
そしてそこからどのように私たちが主に近づいていくのかというのをアブラハムと主とのやりとりから知ることが出来ます。創世記18章においてソドムとゴモラの裁きの前にアブラハムのところに主が訪れました。そしてそこでアブラハムへの祝福の約束が語られ、またソドムとゴモラへの裁きについても語られます。そこでアブラハムは主の前にとりなし続けました。アブラハムにとって自分が祝福される約束が語られ、その直後に町が滅んでしまうことを知りその心境は喜びから怖れに一気に変わってしまったことでしょう。しかし、主ご自身はもっと心を痛めておられたはずです。
私たちが神様に近づくならば、主の思いを知り、とりなす者とされていきます。自分だけ良ければいいという考えではなく、主が私たちを愛してくださったように私たちも愛を注ぎ出し、とりなし祈る者とされていきましょう。