暗闇から光へ~使徒2:36-41
ペンテコステの時に聖霊が約120人の弟子達に注がれ、そして異言で祈り、他国のことばで語るようなしるしが与えられました。ここで最も大切なことは弟子達が聖霊に満たされていたということです。聖霊に満たされてペテロは大胆に群衆に対して聖書の預言を解き明かし、それだけでなく彼らの罪を指摘し、さらに救いに至る道を知らせました。
救いを受ける前に人々は悔い改めという暗い道を通る必要がありました。しかし、その先には救いという光を明確に示されていました。
そしてここで重要になるのは後悔に終わるか悔い改めるかということです。ペテロとユダは違うかたちでイエス様を裏切りました。ペテロはそのことを激しく悔いて号泣し、そこから悔い改め、イエス様との対話を通じて完全に回復しました。
ユダは罪のない人を売ったと祭司達のところに行きましたが受け入れず、そして自分のいのちを絶ってしまいました。
ふたりの間での大きな違いはイエス様との個人的な関係です。ペテロは愛し、尊敬し、そのことばを遮ってでさえ守りたいという熱い思いはありましたが、それが実現できず、打ちひしがれていました。ユダの場合は正しいか正しくないかという判断に基づいていて親密な関係というのはあまり見えてきません
。
聖霊様は私たちと親密な関係を持ち、助けてくださるお方です。そしてそのお方はペテロの長所を完全に生かし、短所を補うように満たし、包んでくださいました。
ペテロのように主と個人的に深い交わりを保ち、信頼して共に歩んでいく者となりましょう。