インマヌエルの希望~マタイ1:18-23
アドベント第2週となりました。イエス・キリストの誕生を天使ガブリエルがマリアとヨセフにそれぞれ神様からのメッセージを伝えるために訪れた時に『インマヌエル』と呼ばれるとイエス様がどのような存在となるのかを語りました。インマヌエルの意味は主は共におられるという意味です。
そして聖書の中で新約聖書ではマタイの福音書に、そして旧約聖書ではイザヤ書に2回出て来ます。一回目は7章にあるメシアの誕生についての預言の中に記され、2回目は8章にあるアッシリヤの軍勢を主が天使を使わして全滅させられた出来事と関連している箇所で出て来ます。
その背景を見る時に人間的な外交や配慮をどんなにしても南ユダが包囲され窮地に陥った時に主にあってヒゼキヤ王が奮い立ち、そして民も信仰に立って奮い立った時に主が天使を遣わされて想像もしていなかったかたちで決着を迎えることになったのです。この絶対絶命とも言える状況の中で信仰に立ったことが希望へとつながったのです。
主が共におられるということはどんな人間の知恵や力をも超えた主の方法がそこにあり、主の御前には希望があるということを私たちはこの聖書の中にある箇所からしっかりと心に刻むべきです。そして主に期待し、備え、信仰から信仰へと進んでいきましょう。