週報より

理想と現実のギャップを感じることは誰しもある事だと思います。でも理想に届かないからといって目標を下げてしまったり理想を持つことを辞めてしまったりするのは間違っています。今日の聖書箇所には私たちの信じている神様は聖なる方だから私たちもあらゆることにおいて聖なるものとされるようにとあります。完全にといわれるとすぐに無理！ということばが浮かんでくるでしょう。それはある意味自分の限界を知っていることかも知れませんが向上心を失っている状態かも知れませんね。聖書にはすぐとか絶対にとは書いてありません。ただ「されなさい」と書かれています。注意すべき天はなりなさいではなくされなさいであるということです。イエスキリストを救い主と信じることによって義とされたように自分のすべてのことを主に余すことなく打ち明け、委ねていくことによって聖くされるのです。これを正しくしていくときにとても聖いと言えない自分にいやでもぶつかっていきます。「こんな自分を神様は受け入れてくれるのだろうか？」と。信仰が成熟するにつれてこういった思いが頻繁におこされます。そしてそれでも受け入れ忍耐して下さっていた神様の愛を知ることによって私たちは名実ともに聖く変えられていくことが出来ます。変わりたいと本当に思えるし、また力も与えられることを体験していくでしょう。そして成長し成熟していく時に神様の愛の深さ高さ広さを知っていくことが出来るのです。