週報より

今日の聖書～todeys Bible～　　　　　　ハバクク2章14節
まことに、水が海を覆うように、地は主の栄光を知ることで満たされる。
私達は日々幸せになりたいと願い、また努力しています。生活するために働き、もっと豊かになりたいと思ってがんばって来ているのではないでしょうか？今の100年に一度と言われる不況の波の中でその土台をあるいは失ったり、不安を感じている方も多いのではないでしょうか？豊かになってもいつそれがなくなるかも知れない不安を感じたことはないでしょうか？またどんなに豊かであっても心も豊かでなければそれはつまらない人生かも知れません。今日の聖書箇所を見る時に水が海を覆うようにという不思議な表現が出てきます。海は山から水が川となって低いところに流れてたまっているところともとれます。そして海が様々な海流で循環し、そこから水が蒸発し雲となって雨を降らせ、地を潤し、また海に帰っていく。このサイクルの中に私達の営みがあります。今は丁度梅雨ですが、この時期に雨が降り、地を潤すからこそ収穫の秋が巡ってくるわけです。農業をされている方はもっともふさわしい時に耕し、種をまき、そして収穫することを知っています。この自然の営みが世界を一年かけて巡るわけです。ここに神様の栄光があります。すべての人に雨を降らせ、すべての人に干ばつがあり、暑さ、寒さがあるからこそ、力強く成長することが出来るのです。時を知り、私達が考えていくときに、今何をするべきかが見えてきます。私達の心の深みが主の愛によって満たされ、そして私達の人生すべてを潤し、豊かな実を実らすことができますように。