新しい思いで生きる~ピリピ4:8-9

私たちの毎日は、実に多くの情報や言葉で溢れています。スマートフォンの画面を開けば、目を覆いたくなるようなニュースや、誰かの批判的な言葉、あるいは将来への不安を煽るような情報が次々と飛び込んできます。
 意識していないと、私たちの心はいつの間にかそのような「暗く、後ろ向きな思い」で満たされてしまいがちです。パウロは、獄中という非常に過酷な環境の中から、ピリピの教会の人々にこう書き送りました。「すべて真実なこと、すべて尊ぶべきこと、すべて正しいこと、すべて純真なこと、すべて愛すべきこと、すべてほまれあること、また徳といわれるもの、称賛に値するものがあれば、それらのものを心にとめなさい」。パウロが勧めているのは、現実逃避をすることではありません。どのような状況の中にあっても、神様が与えてくださっている「良いもの」にあえて目を留め、それを自らの意志で選び取っていく生き方です。
 私たちの心は、何を考え、何を心に蓄えるかによって形作られていきます。批判や不安に心を支配させるのではなく、神様の真実と愛、そしてお互いの中にある美しい姿を意識して数え上げること。それこそが、私たちの内側を新しくする第一歩です。さらにパウロは、ただ考えるだけでなく「これらを実行しなさい」と続けます。御言葉を聞くだけでなく、日々の歩みの中で具体的に実践していくとき、「平和の神があなたがたと共におられます」という素晴らしい約束が与えられています。今週、私たちの思いを満たすものを意識的に変えてみませんか。暗いニュースに心を奪われそうになったら、一度立ち止まり、神様の恵みを数え上げましょう。主が与えてくださる「新しい思い」に満たされ、主の平和と共に歩む一週間と共に歩みましょう。

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