週報より

あれもしたいこれもしたいと私たちはしたいことが多くあります。でも限られた時間、お金、体力などの制約で出来ることは実際の希望のどれほどのことが出来ているか分かりません。確かに大切なことは多くあるでしょう。しかし時としてその大切なことでも優先順位をつけたり、また時に諦めたり変更を余儀なくされたりすることもあるでしょう。こうした取捨選択をとる時に神様と自分の関係をより明確にしていくことでその場の感情や雰囲気にのまれた回答を出さずに歩んでいくことが出来ます。自分にとって生涯をかけて神様と向き合い行っていくライフワークと生活するためにしている仕事とは違いがありますし、人間関係においても知人よりも家族を優先するべきです。時としてはそうはいかない事態があったとしても、自分で位置づけが明確にできていれば後回しになって当たり前というような態度ではなくきちんとしたフォローもできるというものです。ここ数年でよく団塊の世代が話題になりますが、仕事を退職した後の生き方について考えた時に燃え尽き症候群のようになったり、濡れ落ち葉現象と言われるような悲惨な状態になる方もあると聞きます。名刺がなくなるのがとても寂しいとかそういったものです。熟年離婚などはそれまでの蓄積されていたすれ違いなどの反動ともとれます。家族のために働くという意識があり、家庭をどう築いていくかというビジョンがはっきりあればこういった事態はほぼ避けれるはずです。限りある一生での今の自分、これからの自分をしっかり見据えて神様と共に歩んでいきたいですね。

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