贖われた民~ヨハネの黙示録7:9-10
あらゆる国民 部族、民族、国語のうちから誰にも数えきれぬほどの大ぜいの群衆が主の前に立ち主の救いを宣言している様子が黙示録に書かれています。まさにここに書かれているようなことが起こりうる時代に今私たちは生かされています。
ウィクリフの働きを通して多くの言語に聖書が翻訳され、文字通り命懸けの宣教師達の宣教が世界各地で行われ、それらの働きを多くの教会が支えています。未伝地は毎年減少している現実があります。自分の周りだけを見るとそのスピード感はわかりにくいかも知れませんがキリストの体として見るならばまさに聖書に書かれている預言の成就していっている最中に生かされている時代です。
この黙示録の聖書箇所を見る時に言語や部族、民族には必ず文化、習慣、宗教という要素がついています。しかし、信仰によって文化も習慣も宗教も贖い、見直し、新約聖書にあるような変化を経験した民が備えられていくのです。主はそれぞれの民族を愛しておられます。しかし、その中から私たちがさらに聖なる民として整えられていくプロセスをしっかりと理解し、主の愛に応え、悔い改めと心の一新によって天国の文化を体現していく民とされていきたいと心から願います。