揺れ動く天地の中で~へブル12:26-28

 様々なものが揺れ動くような時代の中において決して揺り動かされることのないもの、つまり神の御国だけが残っていくような時が来ることをへブル人への手紙の著者は記しました。そして最初の揺れ動かしがどこの時点だったのかということも思い巡らしていくと、モーセ達イスラエルの民がシナイ山まで来た時のことを思い出します。山が揺れ動くようなその情景の中で獣に至るまで近づくと殺されなければならないような厳格は取り扱いがありました。そのような厳しさの中で律法が与えられたのです。
 そして律法はイエス・キリストの十字架によって与えられる救いによって廃棄されたのではなく、神様の愛と聖霊様の力によって私たちが救いを得、そして日々新しくされていくその道の中で自分の自我に死に神様の思いに生きるように変えられていきます。時代がどんなに揺れ動いていくとしても神様からの真に大切なものは残っていくことを覚えましょう。また主の前におそれを持って留まったイスラエルの民のように主の前に整列し、主に従っていける強さを揺れ動く時代の中にあってしっかりと保っていきましょう。

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