週報より
円滑に物事が進んだり、またお互いに気持ちよく過ごしたりするために決まり事があります。しかし規則は人が作ったものであり、時代の変化や感性の変化などで変わっていくべきものです。原則は変わらなくても枝葉のものは変わっていくべきです。時としてこの規則が現実に則していない時に様々な問題が起こります。そこで現場での対応とマニュアルの違いとかが出てくることがあります。このグレーゾーンをどういう風に受け止め対処していくかで後々の人が快適に過ごしていけるかどうかが大きく変わってきます。前例ということばがありますがこの「前例」というのは裁判やもっと身近な些細なことまで物事を判断するときの大きな要素になります。そして前例があるが故に特例として認められることが増えてくると規則自体が変更を余儀なくされたりするワケです。しかしそういい方向にばかり変わっていくことばかりではありません。前同じようなことをしたから今回はもっと重い罰を受けなければいけないとかそういうこともあります。しかしこのケースでも同じ過ちを繰り返さないため、という思いからそういった処置が出ているということを理解しなければ何度でも同じことの繰り返しになるでしょう。問題は根本にある愛を理解できるか出来ないかです。自分の周りにある人間関係の間に思いやりを持つことで規則うんぬん以上に素晴らしい関係や環境は造れます。聖書にはとなり人を愛しなさいとあります。これを実践していくときにもう一度決まり事の本質を見直し、また新しく築いていくことが出来るはずです。人を縛るのではなく、生かし伸ばしていきたいですね。