週報
岡山は東から吉井川、旭川、高梁川という一級河川があるたいへん恵まれた土地だと思います。2号線バイパスを走るとこの3つの川をすべて橋で渡ることが出来るのですが下流ですのでそれなりに幅があり、ゆったりとした流れを見ることが出来ます。そこだけ見ると確かに一級河川と言われることに納得出来るでしょう。しかし上流に登っていくとどうなるでしょう?山間部になると切り立った渓谷があったりするでしょう。さらにさかのぼるとそれは小さな支流のが集まって来ていることを知ります。さらにその主流を辿るとそれは一つの泉であったりします。以前蒜山にいった時に、この源泉を見にいったことがあります。まだ雪のある寒い時期でしたが渾々と澄んだ水が湧いている様は本当に神秘的なものでした。そこには本当に寒い季節にも関わらずきれいな水にしか住めない淡水魚が悠々と泳いでいました。水温がある程度の温度を保っているからこその光景でした。そこには命があったのです。下流にいくと様々な汚水等で汚れているとしても源泉はいつも命に溢れきよいのです。聖書には教会を指して知恵と恵みを示すところといっています。示すとはつまりスタート地点であり、源泉とも言えるでしょう。教会はまさに今の時代に知恵と恵み、また生きる目的や正しいアイデンティティーを示すべきところなのです。つまり私たちひとりひとりが整えられ、輝いていくことがとても大切なことなのです。自分が所属している共同体において証人として整えられて輝いていきたいですね!