週報より

私たちの人生に降りかかる災難、こういったものを通してなにが得られるでしょうか？失うものはいくらでも思いつくでしょう。しかし得られるものは・・・なかなか思いつきませんね。見えるもので得られるものは滅多にないでしょう。むしろ忍耐、信仰、知恵など目に見えないものが得られるチャンスです。麦を育てる時に麦踏みというものがあります。それは麦が芽を出してきたらそれを踏みつけるというちょっと荒っぽい方法です。そうすることによって冬の雪にも負けない強い茎が育つと言われています。また多くの広葉樹は冬の葉がない状態、まさに死んだような状態の時に根をしっかりと張っていくのです。私たちはまさに人生の冬をどのように過ごすかで人生の春と思えるような時にどれだけ成長し、また豊かな実をつけるかを決めることが出来るのです。すべての困難や災難を通じて折れてはいけません。賛美に心を強くせよ、待ち望め主をという歌詞があります。まさにそのように神様を見上げて歩む時に神様がなにを計画しておられるか私たちは知ることが出来ます。また御顔を隠されているように思える時にも信頼して歩みましょう。その先には豊かな恵みと喜びが待っているからです。